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ばっくとぅとっぷ

今年の総火演日記〜陸上自衛隊富士総合火力演習レポ〜 8月27日(土)


 というわけで、今年もやってまいりました陸上自衛隊の富士総合火力演習。昨年はMURAJIさんのチケットを貰っていきましたが、今年は私が当たったのでお誘い返し。総勢四人枠フル活用。旅程としては27日0030くらいに東京某所に集合、MURAJIさんの車で御殿場へ、ということで関西から出撃の私は26日朝に青春18切符で東征サイド。
 で、「東京に来て」「時間が余ってる」から理の当然とばかりに秋葉、さらに「夕飯時で飯が食いたい」ならばもうこれは自然の摂理とばかりにメイリへ。まったくの偶然なのですが双子Day。まったくの偶然なのですが同じく京都から来ていたm-hiroさんとばったり。
 …ええとまあ、流石というかなんというか…ねえ。他に美月さんワダツミさん輪王さんがおられた席に押しかける。初対面&限りなく初対面に近い方々なのにずいぶん失礼な話ですなはっはっは。

 それはさておき、友人宅とかで時間を潰した後でMURAJIさんたちと合流。道中、なんだかよくわからない話(レッド霊夢ブラック魔理沙、と聞いて何のネタかわかった人は結構アレ)をしつつ御殿場へ。時間と共に市営駐車場に県外ナンバーの車が増えてくる様などを眺めつつ、朝。今年もやっぱり最前列確保は無理って言うか徹夜組には勝てませんよ、どんなイベントでも。でもまあ、前から三列目なんでよし。

 ではまずは、演習本編と同じくらいの時間がかかっているような気がする、朝の試射から。これがあるおかげで待ち時間も退屈しないはしないのですが、むしろお腹一杯になってしまうという。なんて贅沢な砲撃。



朝日の中、ずらりと並ぶ我機甲部隊。2枚目:74式戦車、3枚目:90式戦車



  エンジンより黒煙を上げて機動する。発砲もする。なお、発砲の衝撃は何度聞いても腹に響きます。まさに弾撃つ響きは雷の(海軍の歌だけど)。去年に引き続き、肝心なところで焦点タイミングがずれてしまってるのは仕様です。




  96式装輪装甲車から降りる兵員、自走砲部隊の射撃、精密砲撃「富士山」演習時。なお、本物の方の霊峰富士は終日雲に覆われて見えず。残念。あと、FH-70って短距離なら自走できるんですねえ。自走榴弾砲じゃないのに。走ってる姿を目撃してなんか変な気分に。なんというか、間抜け…




  89式装甲戦闘車、96式装輪装甲車、120mm・81mm迫撃砲。3枚目の右端の方、よくみたら飛んでいく曳光弾が写ってます。




  オートバイ部隊、87式偵察警戒車。これで朝練は終了。退場する戦車と入れ替わりにドーザーや散水車、標的お色直し部隊が活動開始。しばらくの間、自衛隊PVと音楽隊の演奏をお楽しみください。

 さて、ここまでの朝練だけでもう十分な気もしますが、これより本番。陸幕長等のお偉いさんがリムジンで入場。流石に今年は総選挙が近いためか、防衛庁長官は臨席せず。



 ターゲットを色付き煙幕で解説したり、諸注意のアナウンス。どうでもいいけど、「本日は普段の3倍のチケットを配布していますため、混雑が予想されます」って…それは濫発なのでは…?いや、私が運良く当選できたのも濫発のおかげなんで、それ以上の文句は言えませんが…



 今年こそ晴れてるから見られるかと思った空自F4EJ改は、飛行経路の天候不良によりやっぱり中止。ちぇっ。仕方がないので、彼らが飛来して爆破するはずだった地上の仕掛け火薬が爆発、開幕の狼煙に。前半は陸自主要装備の紹介ということで、遠中近各距離に対応した装備品が順に登場します。





  遠距離火力のうち、特科火力の部。203mm自走榴弾砲、155o榴弾砲、99式自走155o榴弾砲。富士山は朝練時のほうが良く撮れてるなあ。



中距離火力、散開する迫撃砲。曲射弾道だから弾着のタイミングが読みにくい…



続いて各種誘導弾。こんなところで撃ったら爆風で被害が〜、とのことなので遠くからの発射。速度が速いわ撃つ場所探すのでそもそも忙しいわで写真には撮れない…っと、画面の右端にかろうじて写ってますな一番最後。弾種までは忘れましたが(苦笑)


ここから近距離火力。なにやら黒煙が上がっていますが、あれは対人指向性散弾、いわゆるクレイモアが爆発している煙。人体に見立てた風船がターゲットなのですが、もちろん煙が晴れたあとには一つも残りません。




ヘリ。まずコブラが飛来。おお、珍しく火線が綺麗に撮れた。
 そのまま、ブラックホークやチヌークから歩兵…もとい普通科隊員が降りてきて、普通科火力へ。





1枚目、イラクにも派遣されている軽装甲機動車から、対戦車弾(多分)を発射。2、3枚目、観客席近くで構えられる(構えるだけ)無反動砲だか個人携帯対戦車弾だかなんだか。記憶が不鮮明(苦笑)。4、5枚目、96式装輪装甲車から下車散開、人型の標的に向けて撃ちまくる普通科の皆さん。派手に燃える標的が素敵。6枚目、89式装甲戦闘車。



さあ、前半のトリ、装甲機動打撃力。というわけでキャタピラの音を響かせて奥の道から90式戦車が登場!そのままいきなり行進間射撃!ええと、すいませんあまりの衝撃と迫力で碌な写真撮ってません(苦笑)。や、やっぱ凄いです生の迫力は。

 ファントムは飛べなかったけれど、今年は第一空挺団の空挺自由降下は決行されました。ただ、太陽の方向から降下してきたため、最初しばらくの間観客はどこから降りてくるのかわからず右往左往。これが実戦なら見事な奇襲です。やられた。


勿論と言うべきか言わざるべきか、パラシュート降下中の会場BGMは「空の神兵」。♪見よ落下傘〜空を〜征〜く〜♪




 これで前半終了。では、再び音楽隊の演奏をお楽しみください。
 去年もそうでしたが、開始前は無難な(それでも砲声とか、そういうタイトルの曲ですが)クラシックを演奏していたのに観客の気分が昂ぶってきたこの中休みになると「大空」「軍艦行進曲」「君が代行進曲」といった曲を演奏しだすあたりの演出が実に憎いです。ついでに言うと終了後に演奏する時の選曲は遊びすぎですが。荘重に演奏されるマツケンサンバ2はその、いかがなものかと。




散水車や消防車が散水中。時ならぬ出初式。自衛隊塗装の散水車より民間用らしき散水車が多かったのは、この日用の臨時なんでしょうか。


 さて、後段。今度は上陸してきた敵を追っ払う諸兵科共同訓練。







ヘリボーン行動。各種ヘリが制圧射撃したり車、兵員を運んできたりとわらわらわらわら飛来。






行け行け普通科部隊。





87式偵察警戒車とオートバイによる偵察。オートバイはタイミングを逸して撮れなかった…







敵情も判明したので遠距離から特科が攻勢準備射撃。撃ちます。撃って撃って撃ちまくります。74式戦車も支援射撃。発煙弾も撃ち込み。





92式地雷原処理車が地雷原処理弾を発射、敵地雷原を豪快に吹っ飛ばします。なんて身も蓋もない処理方法(苦笑)。









さあ、いよいよクライマックス。「富士教導団は、壊滅しつつある敵陣に向かい突撃を敢行します!」みたいなアナウンスと共に突撃に移るヘリ、戦車、装甲戦闘車。そして敵陣に火柱が吹き上がり、喇叭の音が鳴り響き状況終了!






 終了後、装備品展示までの間時間を潰していると、昨日に引き続きワダツミさんを目撃、野上武志さんと一緒に来ておられました。「明日会うかもしれませんねー」みたいなことはメイリで言ってましたが、まさか本当に同じシートに座っていたとは。




あとは興味の赴くままに撮った写真〜。本部テントと裏方車両の列。あと戦車のドリフトの跡。何両か、妙にノリのいい乗組員の人たちがドリフトとかしてったんですよねえ(笑)








施設作業車。この生物っぽいフォルム、妙に気に入った。あと91式戦車橋…の、橋部分下についてたカメラとミラー。うわ、どうでもいいなあ(笑)






部隊マークとか、イラク派遣部隊のつけてる国籍マークとか。アラビア語で「日本」の文字入り(きっと)。





105mm戦車砲の咆哮(な)く頃に。…何のことかさっぱり意味不明ですが。


 あと、車両前面の溶接跡から装甲の厚さを測ってみたりしたのですが、「大体パンター並ですねえ」(74式)、「87式偵察警戒車はチハなみですかぁ…」などと、とりあえず60年位前の車両に引きなおさないと感覚がつかめない自分達は何かがおかしいような気がします。

 そんな感じで終了。台風一過の強烈な日差しで顔と腕が真っ赤に焼けたり、帰りのバス待機列がコミケ外周クラスの強烈な列だったりしてかなり疲れましたが、それはまた別の話。私がその後下北沢まで送ってもらって大学のサークルの人たちと久しぶりに飲んだ際、いろいろ友人の重大発表があったりしたのもまた、別の話。