ソミュール戦車博物館訪問記 その4 共産圏の間 9月3日(水)
壁の先は、真っ赤な国でした。
なにしろ、いきなりトラバントですよ…? しかも、なんか鉄条網の向こう側に展示されてるし…
そして、壁側から中央側に視線を向けると、そこには…オブイェークト! 神の御姿が! しかも神、真っ裸にされてるじゃないですか!
なお、主砲はおそらく切断済み。
この前のグルジアにも出動していたらしきT-62。明るい塗装、ということは砂漠かなんかという仕様・想定ですかね…?
って、湾岸戦争の時のイラクからの戦利品!?
ということは、このBMP-1もイラクから…? 後部ハッチにあったマーク(右上)からすると、そうなのかなあ。下段は中の様子。左が左側、右が右側(そこを反対にするようなややこしいことはしないよな、普通)
冷戦時代東側各国の車両装備数、でしょうか。
鬼戦車ことT-34…これは85ですが、映画のは76でしたっけか。
43年式120mm迫撃砲。これは土浦にもある、はず。
東ドイツの軍服
ユーゴスラヴィアのBOV-3対空戦車。エリコン20mm3連装機銃装備。装甲厚のシークレットがお茶目です。
って、これもボスニアから持ってきたのか…? 右下、もとは何が描いてあったんでしょう
チェコ・東独軍に配備され、西独国境にて西側からの地上放送をジャミングしていた車両… でいいんですかね? で、ベルリンの壁が崩れたときに手に入った?
KRAZ-255B。今のウクライナにある会社製トラック。クレーンとか積んでるみたいなので、まあ、そういう用途なんでしょう
82mm対戦車砲と対戦車ミサイル。サガー、という奴?
チェコスはスコダ社の37mm対戦車砲。 …戦前のものなんで、まだ共産圏とは関係ないはずなのですが… ここしか置く場所がなかったとすれば、不憫だ…
さて、共産圏(最後のは違いますが)の間はここまで。
第二次大戦時連合国兵力一覧(推定、チャイナの数字の大きさから判断)とベルリンの壁に見守られながら、再び越境。連合国の間へ。
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