過去日記目次へ

フランス旅行記冒頭へ


連合国の間へ
エンジンルーム、キッズルーム、人形の間へ

ばっくとぅとっぷ


ソミュール戦車博物館訪問記 その6 現代フランスの間 9月3日(水)



 現代フランスの誇り、ルクレールから大戦後のフランス戦車の間へ。

 

実際、広間の中央に堂々と鎮座させた上、天井からなんか吊るしてまでいることからすると誇りなのでしょう(まあ、日本でも90式とか同じような扱いになるでしょうけど)。 …おかげで撮る方は光が足りませんでしたが。あとやっぱりあの排気管どうにかならんかったのか


 
 
インドシナ紛争でフランス軍が使った英国のハンバー MK.1スカウトカーと、米国のM2 ハーフトラック


 
 

M29C 水陸両用車LVT4。これもインドシナで


  
フェレット 偵察車



表情と姿勢がやるせないお兄さんと迫撃砲


 
 
M24 チャーフィー軽戦車M8 自走榴弾砲。インドシナの他にもアルジェリアで使用したと書かれています。どっかの負け犬国家と違って、でかい戦いを勝利で終わらせたとしても(結果的には:過程?なにそれ?)すぐ新たなる戦いが待っているところが世界の覇者のつらいところか。 …無論、どっちのほうが幸せだったのかは私にはよくわかりません


 

パナール EBR装甲車。白い歯が眩しいお兄さんはそっとしておくこと


 
 
地雷除去装置つきAMX-30。砲塔は後ろ向け。湾岸戦争から帰ってきた状態であなたにお届け、と書いてあるように見えます(超いい加減)


 
VAB装甲車。解説板には「maid of all work」とあり、それだけでしょーもないことが色々頭に浮かんでくるあたり、私はもうダメなのでしょう


 
 
AML 90装甲車ERC 90装甲車


 
AMX-10RC装甲車


 
 
…さあ、ここまでは基本的にまともな車両ばっかりでしたが、これはそんなぬるい連中とは一味違います。ARL-44。ドイツから解放された(誰が解放したかは言わないほうがいいのかもしれない)フランスが、早速占領中から温めていた(らしい)戦車開発プランを実行に移してみてできた代物。ちなみにエンジンはドイツから分捕ったパンターのエンジン。でもって足回りは… そう、その1で登場したシャールB1、そのもの(履帯が特徴的すぎて一目瞭然)。
 いくらなんでも第二次大戦も終わったという時期にこれはなかろうよ、ということで、60両しか作られませんでした。



 
 

お隣にはAMX-50重戦車。ドイツ(つうかパンター)の影響を受けた車体にちょうきょだい揺動砲塔を装備した凄い奴。揺動砲塔も小さければなんということもないのですが、この大きさだとなんというか実に不気味です。頭でけえよ…


 
 
そう、これくらい小さければ… ってこれはちょっとミサイル載せすぎだろ、なAMX-13、SS-11対戦車ミサイル4発装備型


 
トライアンフ T20(でいいんかいな)。下のほうにHONDAの文字が見えますが、フランス語オンリーの解説なのでどういう文脈かはさっぱり不明。


 

プルートン短距離弾道弾。核を積めるのはいうまでもない、のでしょう


 
 
AMX-10P歩兵戦闘車と、通常型のAMX-30。影になっていてよく見えませんが、砲塔の上の構造物が無駄に高い(白く輝くライトのある辺りまで)のが印象的というか変というか


 
あはれ試作のみに終わったAMX-40


 

最後は小物集。最後のは上が見切れたのが残念ですが、モロッコ兵連隊のマークかなんかでしょうか



 現代フランスの間はこれで終了。次はエンジンルームとかキッズルームとか。

エンジンルーム、キッズルーム、人形の間へ

アクセスカウンター
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送