ソミュール戦車博物館訪問記 その7 エンジンルーム、マネキンルーム、キッズルーム 9月3日(水) 次はエンジンルーム… って、お前なんだそのネーミングはバカにしてるのかと言われかねませんが、実際エンジンのルームなんだからこうとしか形容のしようがありません。 …ええ、動くから動かしてみましたが、何か。 しかし、いくらおそらくレバー等は失われているとはいえ、実に動かしにくいです。虎でこれなら、ハンマーで叩き入れなきゃいけなかったT-34とかほんとに酷かったんだろうなあ… エンジンルームはここまで。次は、フランス陸軍史上に名を残す有名人の人形と縁の車両とか、別に縁でもない車を集めたジオラマっぽい小コーナー。 2m近い大きさからして、たぶん等身大。その表情も実にリアルに… リアルに… えー、空港しかりアンヴァリッドしかり、ド・ゴールを讃えるような展示にはこの旅行で結構遭遇して、ああこいつらなんだかんだでド・ゴールが好きなんだなあと思ったものですが、そのド・ゴールのお膝元たるフランス陸軍の博物館に置いてあるマネキンのリアルな表情がこれというのは… 本音か? 無駄に虚空を睨み付けている、この表情を彼にさせるような思いがフランス陸軍の本音なのか? ユニック P107ハーフトラック。なんてことはないハーフトラックですが、車体前面に謎のローラー…悪路でもこれがあれば大丈夫!らしい… を装備しているのがフランス的。 ええと、なんというか燃費向上ステッカーとかと同じ臭いがするのですが… さて、ラストは現代フランス以外の間(共産圏は別にありましたが)ですが、その前にキッズルームで一服しましょう。 キッズルームに置かれていた、謎の対空…と思われる車両。私はともかく、MURAJIさんにも心当たりがまったくないというのは恐ろしい。 …というか、30mm(あるいは20mm)を砲塔の両端に配置して7.7mm(推定)を2丁内側に置くレイアウト(戦後生まれっぽいのに)、そもそもこの砲塔の形状では後ろがつっかえて仰角が全然取れない(かといって対空用以外にこの武装で何ができるんだろう)のではないか、など、怪しすぎる点が多すぎる一品(文字通り、この車両が試作されただけに終わった一品物な気もしますが…)です。こんなもんをキッズルームに解説なしで放置するなよ、いくら解説したらしたでアレな解説しか書けなさそうとはいえ(笑) …なお、背景に写ってる絵の飛行機の国籍等に関してはやっぱり気にしない方向で …ヘンな部屋の口直しのつもりに入ったキッズルームはやっぱりヘンな部屋でしたが、気を取り直して。いよいよ次回、現代各国の間で館内展示はすべて終了。そのあともう一回あるかなしかでソミュール編は終了できる…はず… |
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