過去日記目次へ

ボストン2日目・戦艦の入江その5へ
ボストン4日目・移動日へ
アメリカ滞在記目次へ
ばっくとぅとっぷ


ボストン2日目 戦艦の入江その6 戦艦マサチューセッツ 4 5月7日(木)



 艦内を艦尾から艦首方向へ一気に移動し、最下層のエンジンルームを通りながらさらに戻ります。





 エンジンルームの各種機械。やはりごちゃごちゃと詰め込まれていて、とてもFFチック(逆ですけど、本来的には)。太平洋での作戦中は室温が華氏125度(摂氏だと52、3度くらい?)にまで上昇したそうで…



 再び上に登って、士官用厨房。



 艦長のオフィス。




 準士官用の厨房と食堂。



 そして準士官の個室。ここら辺のポジションの人たちがある意味艦で一番偉いのは、どこの国でも一緒なわけで。



 なんの変りもない居住区ですが、ここは海兵隊の領域。



 女性の戦争参加についての展示。これもどこの艦というか博物館にもありますね。



 看護されてる彼の微妙な表情が非常にステキ。



 艦内郵便局です。



 艦内鍛冶屋。金属製品の修理などくらいなら艦内でやってしまうんですね。



 艦内電話。マサチューセッツは50以上の回線を持っていたとか。



「戦争の副産物」。テフロンとかサランラップとか気象学とか。真ん中の反射で見えないのは、文章からすると医療関係のことでしょうか。



 小麦粉と思われる倉庫。



 小麦粉と判断した根拠? 目の前がパン焼き室だったからですが。普通のパンだけでなく、バースデーケーキやピザを作ることも可能。



 艦の娯楽… というタイトルで、ラジオを聴くこと(個人用の物は不可)が許されていたこと、最も人気があったのが「東京ローズ」のものであったことなどが書いてあるような気がします。



 下士官用厨房だと思うのですが… もう厨房が多すぎてわけわからん… 2000人以上の乗組員を食わせるわけですから、これくらいないといけないのは当然なんですけどね。



 また高角砲の操作室。10個くらいあったみたいです。



 最後に少尉、中尉あたりの若手将校のスペースを見て、艦内終了。



 艦の外には若干色褪せてはいるものの、やたらカラフルな解説板があったりします(ヒデンゼー以外の三隻と魚雷艇コーナー分)。





 で、この案内板がまたしょーもない吹き出しを駆使しまくっているという(笑)。うーむ、艦内のマネキンの使い方といい、模型展示といい、結構ネタに走ってないか、ここ…?



 土産物屋に置いてあった、ハンディモールス信号セット。もの自体は別にどうでもいいのですが、このイラストの少年の表情が実に…… なめくさっています……

 これにて戦艦の入江の展示物は攻略完了ですが、すぐそばの公園から全景やマサチューセッツの側面などの写真が撮れるので、ちょっと公園を散歩。全体的な写真を撮るのならむしろ敷地内よりこっちの方がいいかもしれません。







 この光景を眺めているだけで、1〜2時間なら潰せそうな気がする…



 公園に咲いていたアメリカヤエザクラ。ほんとに八重桜かどうかは不明。



 まあ、今まで見てきた連中も、実は本日最後にして最強の艦艇、スワン様のお供にすぎないんですけどね。だってこの方レーザーとかビームとか発射しますから。

 ……って、さすがに鋼鉄の咆哮ネタはもう(もともと)通じないか……

 まだバスの時間までにはちょっとあるけどどうしようかなあ、と思っていたら、なんかすぐ近くに交通博物館があるよ、みたいな看板を見つけたので、どんなものか見てみることに。



 その途上というか戦艦の入江すぐそばで見かけたもの。 ……なんだ、この呪いの木像……



 裏側も禍々しい……



 とりあえず、入江のすぐ隣に入り口…らしきもの…を見つけたのですが、閉まっていて人っ子ひとりいませんでした。道は先まで続いていて車の出入りも一応あったので、もう少し歩けば実は本館のようなものがあったのかもしれませんが、なんかもうこの荒れ果てた感じの看板を見た瞬間どうでもよくなって撤収体制に。




 一応展示品と思しき車両群はありましたが、このタンク車は現役っぽいしなあ…金網で仕切ってある所からすると、やっぱり先の方に本館とかなかったよなあ、きっと…

 そういうわけで、少し歩いて市街にあるバス停の方に。出力して持ってきていた地図の縮尺が粗すぎて、ほんとにバス停にたどり着けるのか不安でしたが(2キロ弱)、無事発見。



 ……プレハブだけどな。

 さて、最初に書いたとおり、私はここからバスでプロヴィデンスまで出て、そこからアムトラックに乗り換えてボストンへ帰る…という手段をとりましたが、率直に言ってこれは大失敗でした。この方法を取った理由は、帰りのバスが4時台の次は7時40分発しかないから、それなら5時台のプロヴィデンス行きに乗ってそこから電車の方が早くね? という考えに基づくのですが、日本と違ってバスの遅れの他に列車のダイヤの狂いも考慮に入れなければならないため、余裕を見ると結局プロヴィデンス7時台発くらいになって、時間的には大差なくなります。さらにその上、これはよく調べていかなかった私が悪いのですが、プロヴィデンスのバスターミナルと鉄道駅の間が結構離れています。私はそのことに気づいたのが前日で地図を出力できず、また折からなんとか保っていた天候が完全に崩れだしたため、バスターミナルに一台だけ停まっていたタクシーを使う羽目になりました。いやほんと、あのタクシーがなければどうなっていたことか…

 結局、7時台か4時台のボストン行きバスを使うのが賢明だと思います。というか身も蓋もないことを言うならば、こんなところ行くなら大人しくレンタカー借りるか、せめて複数で行ってプロヴィデンスからのタクシー代割り勘にするとかの手段を使いなさいということで。



 最後にプロヴィデンスの駅前すぐにある、ロードアイランド州議事堂の写真で今旅行最大到達難易度の目標を終了。次はハーバード大学を軽く流して、ボストン終了です。

ボストン4日目・移動日へ

アクセスカウンター
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送