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ばっくとぅとっぷ


ワシントンDC1日目 アメリカ史博物館 5月11日(月)



 スミソニアン三大博物館制覇行は、いよいよラスト、アメリカ史博物館。ここもスミソニアン三強だけあって中身は非常に充実しており、ことに自然史でも航空宇宙でもないからここに放り込まれたような感じのする分類不明なものどもについては異様なまでの濃さを誇るのですが、航空宇宙→自然史と朝からずっと博物館漬けであったため私の方が疲労マックスになっており、写真は少なめ。ううむ、こんなことなら初日から焦らずにペース配分を考えるべきだった…



 1階入り口付近に展示されている、1930年代のキッチンやら1904年の歯医者の椅子やら。こののっけから漂うカオス感がたまらない。



 アメリカの主婦に多大な影響を与えた人気料理番組のセット、らしいです。 ……日本で言うなら上野の博物館にキューピー三分間クッキングのセットを再現するような話なのですが……





 ごてごてとつけられたセンサー、カメラ、GPSの力を借りて、自律走行する車とバイク。バイクの方はこけた時に備えて復元装置も付いてますね。実際動いてる時のビデオも流れていたのですが…… 微妙……



「オレたちは霜をせいばいする正義の味方…人呼んで、フロストバスターズだ!」

 ……えー、カリフォルニアの方のとある教授が提唱した、「霜を防ぐバクテリアを作物に撒いて霜害を阻止しようよ作戦」の時に着用された防護服のようです。実験は成功だったようですが、利益になりそうにないということで実用化はされませんでした。そりゃ一々こんな防護服着た人間を投入しないといけないようじゃあなあ…



 科学技術の発展だか何だかのコーナーを見ていたら、いつの間にか遺伝子操作の話になって突然フィクションが混ざりはじめたでござるの巻。まあ、タートルズやらのアメコミが引き合いに出されるなら問題ないっちゃないですけど。



 ……けど、ここでなんとトニーたけざきの漫画が出てくるのです。今のところ、多分これがスミソニアンの唯一の日本漫画の収蔵品なのでは…… というか、なぜこんなところに……



 核、というか原子力時代の展示。核爆発からの身の守り方(白い布で熱戦を跳ね返せなどとは書いてないと信じたい)の本とか、既に実物を各地で見ている放射性降下物シェルターの看板とか。



 家庭用シェルターの模型。ほんとのところどれだけの家庭がこんなものを用意していたのかも、実効性がどれくらいあったのかもわかりません。いやまあ、実証される機会も訪れなくてよかったですし、これからだって訪れてほしくはないのですが……



 ナイロンストッキング製造機、1939年。



 掃除機、1908年。 ……まだ第一次大戦すら始まっていない時代のもの。



「移動するアメリカ」という、交通の発達についての展示の入り口にあったSUSHI。交通の発達に伴ってそれまで西海岸でしか知られてなかったアジア料理なんかも全米に浸透していったんだよ、ということでしょう。




 よくわからないのですが、やっぱり貴重品?



 高級そうな黒塗りの車を今まさに買おうとディーラーと交渉するリッチ夫妻。



 そして、その様子をうらやましげに眺める貧乏青年。またいらんところで芸の細かさをアピールして……



「娯楽」のコーナーにあったデパート屋上の乗り物ダンボと胡麻通りの彼。



 かと思えば音楽コーナーにはストラディバリウスがあったり。ほんといい感じにカオスだなあ、ここ。



 戦争関連コーナーもあります。これはアメリカが作った物の量。 ……勝てるわけねえよ、こんなの相手に……




 ジープとかバズーカとかグリースガンとか。サイズ的大物はヒューイくらいですね、当たり前ですが。



 アフガンで使われてる無人車両っぽい。



 1階に下りてきて(3階建てです)、C-3POの着ぐるみなどがあるのを見つけてから出ます。うーん、今見返すともっといろいろと面白いものがありそうだよなあ、ここ。そんな機会まずないと思うけど再訪の時には真っ先に行くことにしよう。



 博物館からの帰りに、ちょっと大統領のお宅訪問。こちらは北側、裏になる…んですかねえ。裏といってもそれなりに見物客はいました。



 私が唯一接触に成功した、大統領府の住民。 ……いや、実はテレビに出ている人間達は世間の目を欺くためのダミーで、彼こそがここ200年程のアメリカを陰から操る真の……

 アホらしいのでやめときましょう。この後はチャイナタウンで夕飯にして(なにしろチャイナタウンの中華料理は安いのが素晴らしい。ビバ中華食文明)、宿に帰投。明日はいよいよ真・航空宇宙博物館、ウドバー・ハジーセンターです。

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