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ばっくとぅとっぷ


デイトン3日目 空軍博物館 冷戦その2 5月4日(月)



 前回は中途半端なところで力尽きてしまったので少々長くなるかもしれませんが、冷戦編第二回。



 F-106 デルタダートAIM-4F スーパーファルコンミサイル。



 デルタダートはこいつ、F-102A デルタダガーの発展形ですね。コクピット周りとか、非常によく似てます。



 赤い熊さんとお手手つないで(繋げません)仲良く(ないです)飛行するデルタダガー、アイスランドにて、の図。



 AGM-28B ハウンドドッグ 空対地ミサイル。言うまでもなく、核です。というかここから先、核ミサイルやら核爆弾、それを運搬しうる連中がごろごろ現れて、色々と感覚を麻痺させてくれやがります…



 そしてベア…は無理だけどソ連機に繋げてMig-19S。自身の存在を誇示するかのごとく突き出す30mm砲がステキ。あと、機体の出所が「ネリス空軍基地の技術部隊からもらったよ」としか書いてないあたりも…



 X-45A。無人戦闘攻撃機の概念実証用航空機。



 C-133A カーゴマスター。この機体は1958年12月6日に、117000ポンドの荷物を高度10000フィートまで持って上がったというプロペラ機における記録持ち、らしいです。なんじゃそりゃ。



 まるでルーデルの魂が形になったかのような…かどうかは知らないけれど、A-10A サンダーボルトU。まあ、開発の際に助言を請われたそうなので、形になったとは言わないまでも神のエッセンスは注入されているのでしょう。





 そして、その極悪武装群。上左から順にALQ-131 ECMポッド、AIM-9 サイドワインダー、MK.20 ロックアイU クラスター爆弾、AGM-65 マーべリック、そしてGAU-8/A 30mm アベンジャー。こんなのを山盛りにした飛行機に頭を抑えられたらと思うと…



 コクピットを覗き見れたので撮影を試みんとす。



 オイローパ製、トーネードGR1



 ストレージデバイスじゃない方のデュランダルこと、BLU-107/Bと、JP233。トーネード専用。



 今に始まったことじゃなく暗いですが、MC-11 エアコンプレッサー。タイヤ・脚周りの空気入れとかエンジンのスターターとして使われたとか。



 どの飛行機の下に置いてあったのか正確にはわからないのですが、LANTIRN航法・目標指示システム。F-15の下だっけ?



 F-4D ファントムUのコクピットです。 ……よし、右見て、左見て。いないな、周りに他の客。特に子供。



 ぃぃぃやぁっっほぉぉぉ!!

 ……はっ! いかんいかん。これで同行者がいれば外から写真を撮ってもらうというか撮ってしまわれるところでしたが、一人旅なのでそういうあとから見て頭を抱えるような写真は存在しません。よかったよかった。



 T-37B トゥイートT-41B メスカレロ(どういう意味なんだろう)。



 BQM-34 ファイアビー。試作初号機らしいです。



 F-101B ブードゥー。多分二機目。回転式ミサイル弾倉なんていうステキなものを装備してるんですか。



 RB-57D。英国のキャンベラ(マーチンでライセンス生産)の偵察機型。解説板には「U-2の陰に隠れちゃったけどねー」的なニュアンスのことが書いてあったようなないような…




 そして、陰に隠すもの。あるいは、撃墜されたら大騒ぎになったりするもの、U-2A。例によって黒い機体が暗い天井に溶け込んでしまっていますが、縦にも横にもとても細長いです。この機体はU-2Aの最終生産機。



 U-2、何故か地上にもパネル展示で1コーナー設けられていまして、ドキュメンタリービデオやら載せていたカメラやらが展示されていました。



 尾翼の形と短い脚が相まって、確かに愛称通りの印象を受けるF-89J スコーピオン。もっとも、その最強の毒針は尾にはなく、空対空核ロケット ジーニーでしたが…



 RB-47H ストラトジェット。この機体は横田にもいたことがあったようです。



 B-47のY-4爆撃照準器。



 さあ、ここらへんから核爆弾があちこちに転がりだします。まずはMk.28。F-100、F-104、F-105、B-47、B-52、B-66やハウンドドッグ、メイスミサイルなどで使用。



 ボストン大学謹製ゆえにボストン・カメラと名付けられた、超巨大カメラ。B-36なんかに乗っていたようです。でかい。私の身長よりでかい。これに対抗するには昔テレビで見た学校の旧校舎をそのまま利用したピンホールカメラを持ってくるしか…… って精度が段違いか……




 左がMk.53、右がMk.Y。さらに左下がMk.17、右下がMk.41。こともなげに書いてますがこれだけ核爆弾が集まってるって無茶苦茶だよなあ、わりと。



 GAM-72 クゥエイル。この小ささでありながらレーダーにはB-52と同じような影を映しだす、いわゆるデコイです。説明板ではGAM-72ですが、サイトをではより新型のADM-20ということになってます。サイトの方が正しのかな?

 やっぱり前半を短くしすぎた(それでも読む側からすれば苦痛なサイズでしょうが)ので、バランスをとるためにここで一旦改頁します。というわけで、以下はおまけ。



 通路に展示してあった、各地の空軍基地の部隊マークのキルト。空軍50周年記念の物のようです。横田は上から二列、左から三列目の富士山と朝日。



 そして三沢がこれ。 ……ううむ、シンプルイズベスト、なの、かなあ……?



 同じく通路に展示してあった、おそらくベトナム戦争を描いたであろうと思われる絵。こういうジャンルがあることは当然知っていたというかかつての日本にもあったわけですが、やはり実際額縁に入れて飾られるとこう、なんか、違和感…? いや、できれば一枚もらって帰って家に飾りたいくらいではあるんですけどね(あかんて)。

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