デイトン3日目 空軍博物館 冷戦その3 5月4日(月) 冷戦編今度こそファイナル。 いきなりでかぁぁい!! 説明不要!! B-36J ピースメーカー。こんなのが間髪いれずに出てくるんだから、B-29があっという間に中型機扱いになるわけだ… 爆弾倉の中とか、後部銃座と遠隔銃塔とか。 そしてちっさ! 寸詰まり! 「爆撃機の足に戦闘機がついていけないなら、爆撃機が戦闘機も運べばよくね?」という発想で作られた、B-36から空中発進・空中帰還する寄生戦闘機、XF-85 ゴブリン! …確かに、B-36の巨体を目の当たりにしてしまうと、そういう発想が出てくること自体はそこまで間違ってない、ようにも思えてしまうのですが…だからってこれはきついよなあ… まっすぐ飛ぶのか? これ… 全体的に小さいボディに不釣り合いなほどでかい着艦……じゃなくてなんだ、着機フック? 当然飛行中は収納されるのでしょうが、恐ろしく邪魔っけそうです。 SM-62 スナーク 大陸間巡航ミサイル。アレを積んでしまうのは、もはや言うまでもありません。 CLARKTOR-6 トラクター。中〜小型機の牽引用。 F-94C スターファイア。この前も書いたとおり、名前的には最も好きな部類の飛行機の一つ。しかし、その武装は機種と翼のポッドに搭載する空対空ロケット弾(機種ぶ、レドームの周りを取り巻く小さい赤い点がそれであるらしい。翼のも右側、見えてますね)オンリー、機銃? そんな古臭い物ないよ? という、先走りすぎちゃった過渡期の産物。 T-33A シューティングスター。F-80(P-80)を複座化して練習機にしたもの。 カナダ製のCF-100 Mk.4A カナック。米軍と一緒に北極点経由で襲ってくる(かもしれない)ソ連爆撃機に対峙していたから飾られているのでしょうか。 F-86D セイバー。全天候戦闘機型でセイバードッグといわれるようになったやつですね。 T-34A メンター。富士重工でライセンス生産してました。 水陸両用、OA-12 ダック。ああ、なんかもっさかわいい(もっさりしているけれどそこがかわいい)。やっぱ水上機はいいです。とてもかわいいです。 LC-126。ううむ、複葉+単フロート(ダックのはやや特殊ですが)は至高なれど、単葉高翼双フロートも捨てがたい。 HU-16B アルバトロス。飛行艇! 無論それも素晴らしい物です!! ……と、期せずして水上機三態制覇したところで元に戻りましょう。 RF-84K サンダーフラッシュ。また寄生戦闘機(Rだから偵察機か)です。 ……米軍、本気で考えてたんだなあ、このアイデア…… しかも、こちらはわずか1年とはいえ配備されたという…… カメラをこちらのカメラで撮るときになんとはなしのをかしみを覚えたりするのは、私だけですかそうですか。 WB-50D スーパーフォートレス。B-29を改良した機体ですが、第一線任務はすぐにジェット爆撃機に取って代わられ、気象偵察機などに使われました。B-29、ほんと日本くらいでしか活躍してないのな… 朝鮮半島にも行ったけど大損害だったらしいし… 特徴的な飾り? のついたプロペラですが、なんか意味があるのでしょうか。 CUSHMAN Model39 運搬用スクーター。 CH-21B ワークホース。あだなはフライングバナナだったそうで… そう見えなくもありません。途中で屈曲してるところとか。 Mk.7 核爆弾。戦闘機にも運べる核爆弾… F-84F サンダーストリーク。名前でわかる雷神の系譜。 KC-97L ストラトフライター。B-29輸送機型の空中給油機タイプ。 ひん剥かれたセイバー。 OQ-19D。またしてもラジコンターゲット。こういうのをさんざん作り倒してきた経験が、いまのUAV実戦投入に一役買っているのでしょうか。 星戦士……もとい、F-104C スターファイター。鉛筆に剃刀の刃ぶっさしたようなスタイルがステキ。この機体は西独、スペイン、台湾、ベトナム、ラオス、タイの各米軍基地を渡り歩いてきたものだそうで。 覗けるコクピットがあれば覗くでしょう。もっとも、そうして撮った写真って大概何が何だか分からないのですが… TM-61A マタドール。巡航ミサイルですね。 DART 空中銃撃ターゲット。日本の戦争中だと吹き流しなんかが使われていたと思いますが、ジェット時代になるとこういうのになるのか、あるいは単にアメリカだからなのか。残ってる弾痕はキャリバー50によるもののようです。 たぶん訓練弾、だよなあ? CGM-13B メイス。これは沖縄に置いてあったもの。 U-6A ビーバー。カナダ産。橇。 U-3A。天井に溶け込んでることに関してはもうみんな諦めてくれてます、よね? B-58A ハスラー。お腹のポッドが印象的な超音速爆撃機。 その脱出カプセル。機体が高速化しすぎてこんなものまで必要という。 B57核爆弾。これでもう何個目の核だろう… 名前とか表示してなかったのですが、これもどうせそうでしょう、きっと、多分。 仮想…でもなく結構明確に敵だった連中の模型。 これで本館の飛行機展示は終了。本館は残すところミサイルと宇宙の間のみ。ただし、そちらにかかる前にエクストラダンジョン、別館の試作機ホールを次に攻略するとします。 |
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