デイトン1日目・3日目 空軍博物館 エンジンルーム 5月2日（土）・5月4日（月）
博物館のあちこち、というか有名な機体の前にはかなりの確率でその機体が使用したエンジンが展示されているのですが、ページあたりの写真枚数軽減(軽くなるまで減らす、というよりは軽く減らす、程度の効果ですが）のため、エンジンだけはホールを問わず、このページで一気に展示しようと思います。最初期のエンジンから最新鋭のラプターのものまで、一気に見比べてみてね、という建前のもとで。なお、本編のような解説リンクは
……ただでさえ客の近寄らない連載の、もっとも隔離された区画になるような気もしますがそれはそれ、こういうのが好きな人もいるでしょう、きっと…
まずは第一次大戦・戦間期コーナーのエンジンから。
アメリカ最初の航空エンジン。これは本編でも載せておきました。
左上：Strutevant 5A、右上：ライト6-60、左下：Roberts Model4-X、右下：Kilkham 4Cylinder。以下、特記のない限り写真の解説はこの順番で行います。
カーチスのV2-3、OX-5エンジン。
リヒトホーフェンコーナーのフォッカー三葉機のUR-2ロータリーエンジン。
Gnome N-9 ロータリーエンジン。
イスパノスイザ・モデルA。
リバティ12気筒エンジン・ターボチャージャー付き。WW1が終わったとかそのあたりでターボチャージャーの研究をしていた恐るべき国、それがアメリカ。そりゃ負けるよなあ、わが祖国…
ライト R-790。展示品は1927年にハワイ−アメリカ無着陸飛行を達成したフォッカー三発機が着けていたものの一つ。さらに同エンジンの民間版はリンドバーグがル・ブルージェに行った時に使っていました。
Liverty 12-A Inverted エンジン。
カーチス D-12エンジン。
飛行船ローマ号のアンサルド社製エンジン。
ライト R-1820 サイクロンエンジン。ここら辺まで来ると有名…というか、B-17のエンジンです。
レンジャー L-440。フェアチャイルドの練習機に使われていたもの。ってこれ列型なんですね。空冷なのに。
以下は第二次世界大戦ホール。
R-2600 ライト・サイクロン14。B-25の下。
P-39のアリソンV1710-85エンジンと、同機といえばということでその長い延長軸と37mm砲。
R-985 ワスプ・ジュニア。
もいっこアリソン。こっちはP-38のところにあったやつ。
日本の某技師が戦後の手記に書くくらい切望した何か、ことマーリン。P-51のものということで、パッカード・マーリンですね。
ヴァルター HWK 509A-1ロケットエンジンと、同B-1。言わずと知れたMe163のエンジン。他のレシプロ、ジェットのどのエンジンとも違う異彩を放っています…
Me262のJumo004、断面図。このエンジン、ル・ブルージェでも、スミソニアンでもまたある方から聞いた話では英国でも何故かことごとくカッティングモデルにされてるらしいんですよね。一体何故…
R-2800-1。サンダーボルトのもの。
R-2600。
第二次大戦終了。朝鮮戦争・ベトナム戦争・最新鋭機ホールに移動します。
JT15D-5、ステルスデモンストレーター、Bird of Preyのもの。
ラプターのYF119-PW-100L。
GE J-47-27。F-84Eのかな？
F-80CのJ33か。
Mig-15に乗ってたVK-15エンジン。イギリスのロールスロイス・ニーンエンジンのパク… いえ、やめておきましょう。
朝鮮戦争はここまで。続いてベトナム戦争編…はエンジンの写真がないので、一気に冷戦コーナーに行きましょう。
SR-71のJ-58エンジン。
GE F110。F-16のエンジンですね。
J47 ターボジェットエンジン。F-86、B-36、B-45、B-47などが使用。
J74 エンジンのカッティングモデル。
J73。J47の系譜で、F-86Hのエンジン。
ここからは試作機ホール。実はここには大量のエンジンが転がっていたのですが、極度の時間不足により目立つところしか撮れていません。つうか無理。制限時間きつすぎて全部写真に収めるのは絶対無理。
J79-GE-15A。F-4Cのエンジン。
XF-84H "サンダースクリーチ"のターボプロップエンジン、アリソンT40-A-10。
ロールスロイス エイヴォン MK.203。
X-36のF112-WR-100。
ヴァルキリーと運命を共にした戦闘機、F-108 レイピアのエンジン、YJ93。
大統領機の間には大量のエンジンがありましたが、時間不足で一部しか撮れませんでした。
ユモ211D、プロペラの根っこ付き。
R-1830-9C ツインワスプ。
R-4360 ワスプメジャー。3500hpを出す化け物。
