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ばっくとぅとっぷ


オタワ・カナダ戦争博物館その1 7月15日(水)



 カナダの首都・オタワでの第一の目標は、カナダの関わった戦争に関する展示が収められているカナダ戦争博物館。中心部のショッピングモール、リドーセンターのバスターミナル(バスターミナル名的にはマッケンジーキングになるのかなあ)からバスで1本30分程度(8系統)なので、この手の施設としては行きやすい部類に属するでしょう。



 2005年くらいに新しい建物になって大拡張されたようで、なかなか近代的。地球の歩き方カナダ編によると日系カナダ人デザイナーの作品だそうですが、まあ、そこは私のような、「むしろここがオタワの本命の一つ」な人にはどうでもいいですよね(笑)。



 中に入ると、軍の人たちが点呼を取っていました。後からわかることですが、今日はここでセレモニーがあるらしく。 …多少は私の行動にも影響したりしなかったり。



 しばらく軍人さんたちを眺めていましたが、キリがなさそうなのでまず特別展の方へ。カモフラージュの歴史、といった内容のようです。そういえば街でもこのデザインで宣伝やってたかも。




 最初は当然というか軍服類から始まるのですが、この分野は他の分野に上海雑技団のフラフープ担当レベルで輪をかけたくらいに疎いので、こんなのがありましたよ、と言っておくくらいしかできません。



 ただ、第一次大戦フランスのホライゾンブルーやドイツのピッケルハウベにはさすがにちょっと反応。



 あと、鉄兜にも迷彩が施され、、って左のドイツはいいのですが右のアメリカ…… おまえ、ナメとるだろ戦争を……



 第一次大戦英狙撃兵の服装と手袋。



 こちらは独狙撃兵の携帯防楯ですね。




 陸だけじゃなくて海の迷彩の展示もあるのが個人的には嬉しいです。順にHMS デューク・オブ・エジンバラとHMS コクレーン(装甲巡)、HMS ラミリーズ(戦艦)、HMS アーガス(空母)の迷彩要領(コピー)。艦船迷彩の初期の例ですね。



 迷彩を施した模型を水面の高さから見られる展示もありましたが… ようわからんなあ……



 とまあ、ここまでは結構まともでしたが、次からちょっとネタ成分が多めになってきます。ダミーの戦車、くらいならまだいいとして…



 第一次大戦時ドイツの樹木に偽装した監視ポストとそれを試してみるカナダ兵(二人)……



 この発想のオリジナルはフランスらしいです。解説によると、実際に存在した木と夜のうちにこっそり取り替えて設置する、とのこと。ただ手頃な場所にあるというだけの理由でこんなけったいな物のために切り倒されてしまった本物の木に対して、同情を禁じえません…



 中の様子。こういう監視ポストの存在自体はソミュールでのちのドイツ軍によるものを見ているので知っていましたが、こんなカモフラージュまで施されていたとは。さすが第一次大戦の西部戦線。



 フランスの彫刻家の手になる兵士の胸像、Poilu(フランス兵:ポールか?)とトミー(イギリス兵)。なかなかリアルな一品です。では、その用途はというと……



 このように塹壕の上にわざと突き出して、本物の兵士と間違えた狙撃兵に撃たせます。そして飛んできた弾丸の方向から狙撃兵の潜む位置を割り出します。

 あー、私、似たような戦法を得意とする人を知ってます。諸葛さんちの孔明さんとか好きですよね、こういう作戦。

 ……まさかとは思うが英仏、三国志「演義」とか研究してこの策思いついたんじゃないだろうな… あるいは独自の発想で中華の軍師が2000年以上前に通った道に辿り着いて、おおこれは斬新だと飛びついてみたとか…



 トミーとポールの制作風景。なお、彼らはリアリティを出すため煙草を咥えることができ、さらにその煙草は下にいる兵士がチューブを介して吸い込むことによって煙を出すことができたそうです…… もう、なんというか……



 自陣に突っ込んでくる敵兵に対し、今まさに勇敢に反撃にいでんとするイギリス軍!!

 ……いうまでもないですが、…のダミー。 この戦法もどっかで見たことあるぞ、やっぱり三国志演義とかあるいは我が国でいうと千早赤坂辺りで……



 時代は下って、これはノルマンディーのブリティッシュ空挺兵のダミー、ルパート君。



 アメリカンな彼はオスカー君。少し体格がいいあたりがいかにもヤンキーですね。

 そんな感じでネタ展示(としか思えないよなあ)エリアを抜けると、最後のテーマは「ファッションに取り入れられた迷彩」。



 いきなり出てくるのがクリスチャン・ディオール謹製迷彩柄のビキニであるあたりで、やっぱりネタ臭がします。某萌えよ! 戦○学校のお姉ちゃんたちにでも着せとけこれ。というかあの人たちは既に似たようなものを着ているか…



 迷彩柄のあひる艦隊。迷彩なんかしなくても最強なのに、視認すらしにくくなったら彼らにどうやって対処しろというのでしょう。洋上では意味がないんじゃないかこの迷彩は、という点はさておき。



 やっぱり萌え戦の人らに着てもらわないと。



 で、こうして見ると入り口においてあった迷彩ハイヒールの意味もわかるというものですね。いやまあ、別にこうして見るまでもなく自明っちゃ自明ですけども。



 都市迷彩スーツ。写真では残念ながら光の加減で浮き上がって見えますが、実物は本気で溶け込んでいて噴きました。動いたらアウト、とか次の建物がコンクリ製だったら、とかは考えないように。



 この鳥まで含めてカモフラージュなのか、あまりのカモフラージュっぷりに鳥が間違って巣を作ってしまったのかは、不明。

 軽い前菜のつもりの特別展でしたが、ポールとトミーのインパクトが半端じゃなく、この時点で随分ヒートアップしてしまいました(笑)。次回はカナダが関わった戦争を順番に見ていく常設展へ。

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