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ばっくとぅとっぷ


オタワ・カナダ戦争博物館その4 7月15日(水)



 さっきは何かの演奏をしていた兵器展示ホール、さすがにもう終わってるだろうと思って行ってみたら…



 なんと、そこでは立食パーティーが(笑)。 ……まあ、セレモニー中と違って多少うろちょろしたって別になにも言われないでしょうし、こっちもいつまでも待ってるわけにも、ということで撮影を敢行。

 なお、このホールには結構な量の車両、火砲が収蔵されているのですが、ソフトスキン車両と火砲の過半数には解説板が見当たらず、置き方も結構ごちゃごちゃと詰め込んである感じでした。2005年の拡張移転リニューアル以降、それまでは別の保管庫に置いてあった車両なども順次ここに移しているということなので、まだ完全な整理は行きとどいていない、のでしょうか。あるいは今日(今日だけじゃないかもしれないですが)のセレモニーのために場所を空けた、のかもしれませんが、その場合わざわざ置いた解説板をまた撤去する理由としては弱い、ですし…



 さっそく詳細不明。なお、外観から大体の見当だけでも私につけろというのは燕の子安貝を探して来いというのと同じような要求ですので、されないことをお勧めします。



 M114 155mm榴弾砲。アメリカ製。



 クーガー。国連のミッションでボスニアに展開したようです。なお、別にこの車両が物凄く速かったり乗員が熱かったりすることはない、と思う。



 壁というか窓沿いには大物がずらり。これはM109A4+ 155mm自走榴弾砲



 レオパルドC2。2とはついていてもレオパルド1A5らしいです。95年配備開始、と解説板にはありますが… よく半世代から1世代遅れだなんだのと言われている日本の戦車ですが、こうしてみると世界的にはやっぱり恵まれた方なんだなあ。90式北海道にしかないじゃん、という点には目を瞑るとして。なあに、TK-Xは周回遅れどころか世界最新鋭さ!! だといいな!!



 頑なにわが道を行くイギリスのチーフテン、ですが思いっきり逆光で写りが酷いことに。確かソミュールでは奥まった場所にありすぎてやっぱり碌な写真が撮れてなかったよなあ… なんか相性悪いんですかね、この戦車と。




 M4A2E8 シャーマンの生け造り。教材用にこんな姿にされたもののようです。



 こっちは本来の姿のシャーマン。



 T-34/85。赤軍関係の物は飛行機や戦後の物ならどこから持ってきたかとか少し気になりますが、こいつについては解説で言及されてなくてもあまり気になりません。あれだけ作られたんですからどこからなりと持ってこれるんでしょう(笑)。さておき、油受けっぽいのがあるということはまだ動くんですかね?



 ドイツ様のパンター。こんなところにもいますか。第二次大戦勝利の記念品として大西洋を渡りボーデン基地にされていたものが、この博物館の新装開店とともに移ってきたようです。レストアにスタッフとボランティアで4000時間近くかかったとか。



 中央にはこのホール唯一の航空機、CF-101B ブードゥー。かつてこの機体で初陣を飾った2005年当時の参謀総長、Ray Henault将軍がサインしている… と解説板にあると読めるような気がする… のですが、ほんまかいな。



 106mm無反動砲を搭載したM38A1 ジープ。



 解説板なし。M3A3 スチュワート、だと思うのですが…



 セクストン自走砲。カナダ産のラム巡航戦車の車体に25ポンド砲を積んだもの。



 グリズリー巡航戦車。シャーマンのカナダ生産仕様。



 車体装備75mm砲の無理矢理感が個人的に大好きなM3 リー。この車両は1943年製作の映画「サハラ(邦題はサハラ戦車隊か)」を1995年にリメイクした際に使用され、その時アメリカの俳優、ジェームズ・ベルーシにサインしてもらった…… ってこの博物館好きですね、展示品にサインしてもらうの。館長か誰かの趣味、なのか? いいのかそれは?



 グレートイースタンランプ。チャーチルベースの架橋戦車。実戦では使われてないっぽいですが。



 で、これが元になったチャーチルMk.V 歩兵戦車。このゴツゴツカクカクいかにも重そうな外見がたまりません。



 IV号戦車 / 70 (V) 、すなわちIV号駆逐戦車の70口径75mm砲搭載型。



 M24 チャーフィー。なんか銘板付き。




 現代でも2月のある日になるとしばしば出動する(主に恒例のネタとして)イギリスの(生産はカナダ)ヴァレンタイン歩兵戦車、ですがちょっと… いや、かなりボロボロです。それもそのはず、この車両はレンドリースで送られた先のウクライナで45年の1月、うっかり氷で覆われた沼地に乗っかって沈没(乗員は脱出)、46年の時を経て付近の住民に引き上げられたうえでウクライナ政府からこの博物館に寄贈されたもの。同じように沼地に沈んだ戦車が引き上げられたネタとして昔、エストニアのT-34の話を遊撃隊で取り上げたことがありましたが、あちらが状態良好でヘタしたら動きそうな勢いだったのに比べてこちらはこの有様、やはりT-34は…… というわけでは別になく、単に保存状態の差でしょう、きっと。多分。だよなあ。



 イタリアの豆戦車、CV-33/U。ちっさくて超ラブリー。それはもう、こんなんで戦争できるのかというくらいに。 …えー、できませんでしたね、やっぱり。



 カナダが設計してアメリカで生産したカナダの空挺部隊用軽装甲車両、装軌化ジープ、あるいはジープ・タンク。ほんとにあのジープを装甲装軌化したものなのか、単なる愛称かは不明。試験中に5両全部の試作車がぶっ壊れ、今残ってるのはこいつだけかも、とか。



 U号戦車。やっぱり結構好き。 …だって私チハの国の人ですから。こういう車両の方がなんか親近感が。 

 それはさておき、解説板にはMk.Uと表記してあったのですが、これはいったい何を意味するのでしょうか。A〜C型? F型? …だから、私自身で細部を見て判断しろというのは無理ですからね?



 BRM-1K 。BMP-1の偵察型。東ドイツの物だったようです。



 M577 コマンドポスト。ベースはM113。



 M548 装軌貨物輸送車 。これもベースはM113。



 リンクス 偵察車。少し小さいですが、これもM113のコンポーネントを流用しているようです。つうか万能すぎるぞM113。



 で、大本のM113A2。塗装は国連。



 さらに派生型、M113A2 戦闘工兵車両仕様。ドリル装備だ!!



 これもリンクス、ですがこちらは英ディンゴ 偵察車のカナダ版。



 フォックス 装甲車。カナダ産ですが、戦後はポルトガルに渡ったとか。



 オター 偵察車。これもカナダ産。



 ユニバーサル・キャリアMk.T(左)とMk.U。カナダでも29000両作っていたようです。アメリカだけじゃなくてカナダもかなり強力な工場ですよねえ、こうして見ると。



 実はこれで解説板つき車両は打ち止め。このゴリアテですら、解説板なしでただ転がされています。では、わからない連中を一気に。







※追記:大量に出てくるトラックはCMPトラックでは、という教示をメールフォームからいただきました。ありがとうございます。



 って、これはシュビムワーゲンだよなあ。こんなのさえ解説板がないとは。



 こっちはケッテンクラートだし…









 と、この博物館の潜在能力…… というか現時点での未整理さ…… に衝撃を受けつつ改頁。後半は火砲その他を紹介して、この博物館を後にしたいと思います。できるかな?

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