オタワ・カナダ航空機博物館その4 7月16日(木) さて、航空機博物館には別館があり、ここには一日2回のツアーでしか入れません。なお、デイトンと違ってこのツアーは有料。確か大人一人4〜5加ドルくらいでした。 本館の隣の格納庫が別館。中ではレストア作業が行われていたり、レストア待ちと思われる機体が格納されていたりするようです。 これは本館と別館の間に置いてあったレストア待ち機。 入って最初に見える旅客機はビッカース バイカウント。Viscountでバイカウントと読むんですね。トランスカナダエアラインで使われた寒冷地仕様。 おっと、こんなところにモッシーが! カナディア CP-107 アーガス2哨戒機。ブリストル ブリタニア旅客機をライセンス生産したものが母体。機体下部の黒い膨らみに色々入ってたりするのでしょう、レーダーとか。 TB-25L ミッチェル 3PT。練習機型。 黄色の塗装でわかる通り練習機なのですが、なんとバトル IT。大戦初期の英国軽爆。まさかこんな所で見られるとは。 さらなる「まさかこんな所で」、He 162A-1 フォルクスイェーガー!! バラバラ状態ですが部品は結構揃ってるっぽいのでレストアされてくれたらいいなあ。しかし、なにやらドイツ語の注意書きが色々と書いてあるのですが、これはオリジナル状態? 本館にもちらほらあった、アローの形見。 残骸状態というかスケキヨ状態ですが、ブレリオ]T。 ソッピース トライプレーン……のレプリカ。 ユンカース J1。ユンカースの最初の機体で、鋼製。これが現存する唯一の機体だそうです。 ごみごみした場所の中心部にあって全体像は撮れなかったのですが、PBY-5A カンソー。米軍でいうカタリナです。 正面から見た顔が非常に奇怪なブリストル ボーリングブローク IVT哨戒機…… ってなんじゃそりゃ? と思ったのですが、実はブレニム軽爆のバリエーションなんですね。はじめて知りました。 B-24 リベレーター GR [。シャッター式の爆弾倉扉がよく見えます。 DHC-7 ダッシュ7。 CP-121 トラッカー。カナダではそれまで対潜哨戒に使われていたTBF アヴェンジャーに取って代わり、空母「ボナヴェンチャー」の退役後は陸上基地から運用されていたようです。 ボーファイター TF ]。今まさに修復中? G-21A グース II。見ての通り私にとってラブい存在っぽいのですが、遠すぎて説明もあまりなし。 どこの博物館にでもあるP-51D マスタングですが、ここではなぜかメイン展示ではなく別館展示扱い。 L-12A エレクトラ ジュニア。ジュニアとつく通り、L-10 エレクトラの縮小型。 DHC-1B2 Chipmunk2。チップムンク? チプムン? カナダ空軍のアクロバット飛行隊「スノーバーズ」のCT-114 チューター。 ウドバー・ハジーでも似たようなのがありましたが、ペプシのプロモーション用飛行機。 フリート 80 カナック。並列複座の練習機。 本館の方にもあったハーバード。 DC-9-32。あまりに売れすぎてダグラス社の黒字倒産(というか合併)の原因になったという、ある意味凄すぎる機体。 これで別館も終わり。バトルやフォルクスイェーガー、ボーリングブロークあたりが見れるとは思ってもいなかったので、追加代金払って見に来た価値はあったなあと。あとはミュージアムショップなどを見て終わりとしましょう。 ………えー。確かに、この本はただの図録の域を超えた素晴らしい本だとは思うのですが…… その、わざわざ別の博物館の本をここで売らなくても…… ミュージアムショップは↑のプライドとかなさげな物しか面白いものはなかったので、廊下に飾ってあった航空機を題材にした絵画コンクールから気に入った作品を。 博物館から市街地へ帰投。この建物は国防省です。ちなみに国防省、中心部のとあるバスターミナル&ショッピングモールと連結されていたりして、うっかり迷い込みかけたりもしたのでした。確かに便利は便利かもしれませんが、セキュリティー上大丈夫なのかなあ。迷い込みかけた私が言うことでもないですけど。 そういうわけで、バスターミナルの地下通路の広告もGDだったり。 昼食を取った台湾麺の小店舗に置いてあった失敗日本語ネタ。これくらいの間違いならかわいいものです。 これで航空機博物館は終了。すなわち、今旅行におけるミリタリー系博物館めぐりも無事完走。この後はモントリオール、バンクーバーと普通……じゃない部分もあるやもしれませんが、とにかくミリ成分はそんなにない旅が残るのみ。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||