過去日記目次へ

サンフランシスコ1日目・潜水艦パンパニトへ
アメリカ滞在記目次へ
ばっくとぅとっぷ


サンフランシスコ 1日目 4月27日(月)




 まずは出発。京都駅からはるかで関空へ。 …実は、無意味にセントレアを使ってシカゴに飛び、「某氏は一度使った空港を二度は使わない(今までの履歴:関空〜サンフランシスコ〜オレゴンの片田舎、伊丹〜新千歳、羽田〜出雲、成田〜シャルルドゴール)」法則をさらに延長しようかとも思ったものの、別にそれを延長することに特にメリットがないことに思い至り撤回、おとなしくこのようなルートにしたのです。二枚目の山陰線はほら、せっかくだから。



 10年くらいぶりに使う関空。なんか、心持ちうら寂しいような…広さの割に閑散としているというか、免税店にも活気がないというか… いや、出国前の人間の心理とかで色が付いてるかもしれませんが。



 今回の乗機、B-747 400。旅客機まではもちろんよく分からない私ではありますが、古参というか古典派な機体だよなあ、などと。フランス行きの時はついてた個人用モニター、なかったですし(それが判断基準か)。

 でまあ、今回も乱気流にも侵略的異星人にも謎の対空ミサイルにも謎の雷雲にも遭遇せず、無事目的地に到着。





 なぜか機内通販でゲームの筺体売ってたり、なぜか戦闘モードに入らせると背中がテーブル(の柱)に早変わりするRIKISHIが売ってたり、お庭のインテリアに最適な感じのゾンビが売ってたり。いつもおもうんですけど、あんなの誰が(それも旅行中に)買うんでしょう…



 入国審査では「滞在3カ月で観光、だと…? 貴様本当に観光目的なんだろうな、ああん?」的にわりと問い詰められつつも、なんとか米本土への侵攻に成功。そのままタクシーで宿に向かった、のですが…

 通常版の日記にも書いたとおり、これが安宿にしても「凄い」レベル、具体的にはシャワーもトイレも部屋にはついてないというレベルの宿で、予約時に旅行会社の人に「とりあえず安いとこ」と言ってしまったのを後悔しつつ。まあ、なぜかネットはできるからいいんですけどね。

 そんな感じで、時差マジックで27日夕方に出発したはずがまだ27日昼なので軽装になって出撃。



 特に意味はありません。



 今回の旅行の切り札、ボーイスカウトの時に使ってたコンパス。こいつさえあれば地図の見方を誤ってとんでもない方向に走り出してしまうことはない!! はず……



 やってきましたフィッシャーマンズワーフ。さまざまな屋台やお店などが立ち並んでいます。



 あとは馬車とか、どう見ても反乱残した乗組員にとっつかまって吊るされてるようにしか見えない船長フィギュアヘッドとか。



 沖合には監獄で有名なアルカトラズ島が。



 でももちろん私の第一目標はそんな物どもではなく、これ。USS パンパニト。先の大戦で日本相手に暴れまわりやがったバラオ級潜水艦です。実はもう一隻、後ろにアメリカがぽんぽこ量産したリバティ船もあるはずなのですが、何故かいませんでした。オーバーホールか何か?あるいはどっかのイベントに?



 説明板は残ってるんですよねえ…

 潜水艦パンパニトの中身については別項へ。



 


 そして、パンパニトの真横の建物にはなんとアメリカン・観光地の微妙なゲーセンもどきが! 日本のデパートの屋上を遥かに凌駕する謎ラインナップがステキすぎる!



 一番ステキだったのはこの少女ですけどね。何者だこいつ、こわいわ!





 他にもなんか帆船とかいましたが、これは眺めるだけ。



 クラムチャウダー食って、



 ケーブルカーを眺めて。



 そして、ケーブルカーの走るこの急勾配を… 歩く! そしてすぐ後悔する! 足が! 足が! …何とか登り切ったころには膝が爆笑状態でした。まったくもう、調子に乗るから…

 しかし坂だらけの町です。道路が碁盤の目になっているというのは、碁盤の目になっていない道路に踏み込むとたちまち心細くなってしまうゆとり都市真首都育ちの人間としては大層喜ばしいことではあります。 …しかし、この街の場合真首都の場合と違って(あそこも結構坂ですが基本南北の一方向に一本調子だけで、そこまで派手な起伏はない)行く手にどんな坂がどれだけあろうともとにかく道はまっすぐでなくてはならない、的な発想で作られたとしか思えないのですが、ここまで来るともはや強迫観念の域に達しているように思えてなりません。時かけごっことかやってはいけないクラスの坂道だらけじゃないか。それでも地元の人は自転車やら自動車やらで果敢に直滑降していきますが。



 ぐんにょんぐんにょん曲がった坂道を車で降りるのが人気らしき、ロンバードストリート。言うまでもなく私は横の遊歩道をまっすぐ降りて写真撮ってただけ。

 そのまま、ふらふらと歩きながらチャイナタウンのほうへ。



 中身は中華ビデオ屋っぽい。



 東方厨は帰れ? 仰る通りでございます。



 中華(香港?)ヱロ本。店番のおばちゃんに睨まれたため仔細なる撮影はできなかったものの、どうにも時代がかっていたように見えました。



 別の人に見えるってか顎が。



 ♪とーざーされったー ふくすけのひとみが ひーらーかれしときせかいはー♪
 …怖すぎ。



 チャイナタウンのゲート…だと思うのだが想像よりしょぼい。実は本物とは別口だったのだろうか。



 はい、毒飲料一本目来ました。グリーンティージンジャーエール。激烈に甘い緑茶の中にピリっと炭酸とジンジャーエールの味がする……
 リンディ提督にでも飲ませとけ、こんなもん。



 はい、毒菓子一個目来ました。レインボーツイスト。なんか異様にねちゃねちゃして7本ともくっついてるわ、思い切って噛んだら歯にくっついて一向に取れないわ、味はお約束の甘薬味だわ…
 早苗さんのパンにでも練りこんどけ、こんなもん。

 最後に、ホテルへの岐路でおもちゃ屋を見つけたので立ち寄る。



 零戦とかスツーカはまあどうでもいいとして、なぜかフレッチアが2機にヴェルトロが1機とイタリア機が多く展示されている不思議空間。こちらでは人気なのか? それとも単に売れのこ… いえ、なんでもありません。



 なぜかホイホイさん。



 なぜか日本の食玩。



 もしもし、あなた、つかぬことを伺いますがフランスに御親戚とかいたりしませんか? そう、アンヴァリッドあたりに…

 むろん出身地は中国でした。ああ、お約束。

 とまあそんな感じで長め(時差の都合的な意味で)の一日目終了。足がとても痛いです(苦笑)。

アクセスカウンター
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送