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ばっくとぅとっぷ


サンフランシスコ 2日目 空母ホーネットその3 4月28日(火)



 艦内は概ね見て回ったので、飛行甲板へ。格納庫に戻ってから、

 

 エスカレーターを上って(ただしというか無論というか、動いてはいませんでした)青空の下に。 ……これ、緊急時にはかえって混乱のもとにならなかったんでしょうか…

 

 中のせまっ苦しさとはうって変わって、無意味にはしゃぎたくなる広さ。いやはしゃぎませんでしたけど。艦内迷宮ではしゃぎすぎて気力体力が消耗してましたし(してなかったらはしゃぐんかい)。

 


 

 艦橋。艦橋がゴテゴテ、というとどっかの島国の戦艦群の代名詞のようにも思えますが、レーダー時代に入った後の空母なんかも相当なものであると思います。

 

 エレベーターの上を歩く中華の国の人。実は空母建造のノウハウを掠め取るべくやってきた人民解放軍の手の者……というわけではなく、単なる観光客でしょう、きっと。そうあれかし。

 

 こちらのエレベーターは爆弾用。

 

 艦首からの眺めと艦番号。

 

 隣のクレーン船。こうして見るとでかいクレーンだなあ。

 

 某国の空母にはなかった設備、カタパルト。

 

 対空砲。

 以下、甲板に置いてあった機体をつらつらと。

 

 パイアセッキ HUP-1ヘリコプター。

 

 A-4スカイホーク。グレッグっすよグレッグ。なぜかアグレッサー塗装。

 

 FJ-2フューリー。米海軍初の実戦配備ジェット戦闘機ですが、対日戦終了につき少数しか生産されなかったレアな機体。ですが、これを元にあのF-86セイバーが誕生しています。

 

 S-3Bヴァイキング。同型機にブッシュ大統領が2003年に乗って、今のところ唯一のネイビーワンになった機種だとかなんとか。

 

 US-2Bトラッカー。多用途機型。

 

 SH-2Fシースプライト。なんか妙に年季が入ってるというか、塗装とかまだなんでしょうか。

 

 これも塗装とかの手入れはこれからなのでしょうか。名が体を表すような状態のF-4ファントム。ミッドウェイ搭載機だったようです。

 

 またクルセイd……ってあれ? さっき格納庫にいたやつ? 

 …いつの間に…



 

 そしてある意味真打ち、F-14トムキャット! 格好いい、もうなんというか格好いい!

 さて、艦橋内部にはツアーでないと入れないとのことなので人が集まるのを待つことに。 ……しても20分ほど人っ子一人あがってこなくて諦めかけたのですが、丁度その時見学に来ていた高校生の集団が艦橋内部に入ることになるっぽかったので、便乗させてもらうことに成功。

 それ自体はありがたかったのですが、まあ、こういうところに社会科見学などで来た中高生の常として、8割は興味なさげな感じ、1割5分が興味はないけど真面目さゆえに話はきちんと聞く…といった感じ(残りの5分、すなわち興味心身というか今日は俺のための授業だぜいえー、みたいな親近感が湧かないでもないキャラは混じっていませんでした、残念ながら)で苦笑しつつ。もっともそんな連中ゆえか、ガイドへの質問で「ここって幽霊出ますか?」とか(おそらく冗談半分で)やらかしてくれたりして、どうもここはアメリカ的には心霊スポットらしい、という話を聞いたことがある身としては裏付けが取れて微妙に収穫はありました。ただ態度もさりながら人数が多かったから写真撮るのには邪魔だったんだよなあ(苦笑)。


 

 狭い階段を登って海図室。海図が広げてあるテーブルの横に仕込んであったアナログ式コンピュータとか、「GPSの祖先」とガイドのおっちゃんが紹介していた機械とか。位置情報の測定器でしょう、きっと。


 

 航空管制室。外から見ると艦尾側のガラス張りのエリアです。



 一段下から見たところですね。



 艦長の机?



 どのあたりからの眺めかは下のカラフルな部分から察してください(投げやがった)。


 

 艦橋となんか奇妙に円盤な操舵輪。

 これで艦橋ツアーは終了。すなわち、特に予約とかなしで見られる場所は全部見て回ったことになるので、撤収といたします。最後に外から見て特徴的なところだけ数枚。




 上:サイドエレベーター。戦後の装備ですね。どうやら入れることもあるようですが、なぜかこの日はことごとくロープが張ってありました。残念。

 下:艦橋。この角度からだったら煙突と一体化している様子がわかる、か?



 格納庫のシャッター。解放式格納庫、というやつですね。

 さあ、行きと同じルートで撤収……しようと思ったのですが、バスで見事に乗り過ごしてオークランドまで流され、不審に思った運ちゃんに教えてもらって何とか近郊地下鉄で帰りつく…という羽目になりました(涙)。次の停留所をしっかりアナウンスしてくれる日本のバスの優しさを思い知った瞬間。こういうことのないように、バスに乗る時には運ちゃんに「ここ行きたいんやけど」の一言をかけておきましょう、マジで…



 そんなこんなで時間を浪費しているうちに3時くらいになってしまってたので、昼飯まで自動的にマクドに。マクドのハンバーガー、ポテトの大きさは日本と変わりません(挟んであるチキン〜南部風チキンだったかそんな感じのメニュー〜は結構大きめで、そこは素晴らしいですが)。いわゆるアメリカ的なでかさのハンバーガーはマクド以外のチェーン、なのかなあ。現時点ではそういう所には1か所しか入ってないので断言はしませんが。

 そして全体的にジュースのコップはやたらでかいですね。ミディアムで頼むとどこの店でもこんな感じ。日本も……別に見習わなくていいや。腹たぷたぷになるだけだし(実はセルフサービスなので腹たぷたぷになるまで注いでるのは私の貧乏根性がなせる技だという事実は無視する)。



 あとは街中で見かけたカートゥーンアート美術館なる、そう大きくない建物に入ってみる。

 中はいわゆるアメコミの原画などが展示してあるギャラリーで、アメコミ好きな人にはなかなか楽しめるのかもしれません。映画やってたからか常設なのか、ウォッチメンにやや力が入っていたような。私は残念ながらそちらの分野は専門外なので、「ふーん、そーなのかー」的な感想しか書けませんが…




 そこで見かけた、ゆるくないひこにゃ… もとい、「USAGI YOUJINBOU」なるシリーズ。なんかかのミュータント忍者タートルズと同じ作者だとか……



 ミュージアムショップには日本の漫画関連のアイテムも若干はありましたが、そこまでの品ぞろえじゃなかったのとまだ旅は序盤だということで自重。とりあえずfigmaがあったことだけは記録しておきましょう。



 はい、というわけで今日の毒飲料は……?

 じゃじゃーん、ブルーラズベリーソーダ!!

 ……あー、いや、わかってるんですよ、「蒼はやめとけ蒼は」、って、それくらいのことは…… でも、あったら買っちゃうじゃないですか。綺麗だもの。蒼。

 味のほうはまごうことなきラズベリー香料の味、ただし激甘というだけで特に変ではありませんでした。激甘を特に変ではないと考えてしまうあたり、既にどうかしつつあるとは思いますがそれはさておき。

 問題はあれですね、蒼飲料のお約束ではあるのですが、気持ちよく飲んだ後、舌やら私が投下する「爆弾」やらが緑色に染まっちゃうことですよね… 後者、まさに食生活が変わってる真っ最中だから何気なく見たときに真剣にパニックになりかけたじゃないか…



 もう一つおまけ。観光案内書とかで貰ったチラシとかマップとか。右のやつはカートゥーンアートミュージアムに置いてあったやつで、まあこれは普通ですね。

 真ん中は…… さすがカリフォルニア、リベラルだなあ……

 で、ある意味真ん中よりも衝撃的な左。しかも日本語! 
 …さすがに、このツアーの参加者らしき、セグウェイに乗った人は一度も見かけませんでした…


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