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ばっくとぅとっぷ


サンフランシスコ 4日目 4月30日(木)



 まず、完全オフにした三日目の飲み物から。



 これは毒じゃないと私的には強く思うのですがどうなんでしょうね、チェリーコーク。少なくとも俺は大好きだ!

 ……さて、4日目、サンフランシスコ最終日。残る大物は金門橋くらいなので、それだけクリアして後はぶらぶらとそこら辺を。

 と言いながら真っ先に向かった場所はウェルス・ファーゴ博物館なる、銀行併設の博物館というか資料室だったりするわけですが。

 ……そんなところに何故? それは……



 これ、アメリカ合衆国皇帝・ノートン1世陛下が発行された紙幣の現物を見るために! 結構大きいサイズの、立派な… あー、立派なものかどうかはやっぱり非常に怪しいや…… ものでした。



 このお方がノートン1世陛下。しかし、これが本当に通用して、しかも「銀行の」博物館に残っているというのが驚きです。民俗学とか社会学とか、そういう系統の博物館ならまだしも…



 他にも、ノートン皇帝カフェを見つけたり、検索では見つけたけど実物を見つけられなかった「Emperor Norton Inn」があったり。
 正直、本当にここまで愛されているとは思っていませんでした。ネット上の文章なんて大概結構な誇張が入ってるものだと思っていたら、本当にその名が一種のブランドになっているとは… 懐深すぎだろ、サンフランシスコ市民…






 ふらふら歩いてチャイナタウンの方へ。その外れで見かけた模型・日本アニメ・中華DVD屋。経営者は中華系の人っぽい。

 

 模型屋といってもガンプラが中心、あと車の模型が若干といったところ。日本直輸入でしょうか。値段の方はHGが20〜30$だからやっぱり割高ではあります。経営者が中華系だからか単に新しいシリーズだからか、BB戦士の三国志シリーズがかなり一杯積んでありました。品揃えはOOから初代まで、結構いいんじゃないかと。ちなみになんか0083のセールやってました。

 アニメのほうはご覧のとおり、二の宮君になのはさんStSにシャナ… まあ、半年〜1年遅れというところですか。

 中華系は普通のから日本→中華と輸出されたのがさらに流れてきたと思しき日本人AVなどがありましたが、いい加減店の人の視線が胡乱げになってきたので撮影は断念。続いて、チャイナタウンのこれは、と思った土産物屋へ。



 おっとここで猫又…じゃなかった(御歳的にはなっていてもげふんげふん)ご当地キティ。そういえば、うちの家ではご当地キティの根付を集めてる妹のために、どこか遠くへ行った人間は可能な限りその地のそれを買ってきて彼女への土産にしなければならないという暗黙の了解があったよなあ。よし、探すか…



 ……これはあかんわ。寅さんに白神山地に水戸黄門に芋…



 この店の二階は普通のおもちゃ屋でした。そこで見かけた物ども。1日目に続いて見かけた食玩、一時期に比べるとコンビニなどでの扱いはぐっと減りましたが、海外に流れてるんですかねえ。それとも全盛期に輸出されたものが店晒しになってるだけ?

 次に入ったのはより中華的というかエキゾチックというか、「怪しい」(けどでかいから有名どころでしょうたぶん)店。



 目を引いたのは無意味に豊富なラインナップのの中華トランプ。歴代皇帝トランプと歴代皇后トランプが両方あったり、紅いシリーズがやたら豊富だったり…

 そんなこんなで1時を回ったので、適当に腹ごしらえをしてバスで金門橋へ。サンフランシスコ、わりと中心部に見るべきところは集中していますが、ここだけは外れですね。



 さて、この橋は歩行者も東側の端なら渡れます。というわけで、渡れる橋は渡らなきゃいけませんよね? それが危険な橋だろうが対岸から急に敵が強くなろうが(そんなことは現実ではありません)。



 ケーブルと主塔の装飾。



 眺めはいいですねえ。下は…… ストラップついてないデジカメだとうっかりミスでのドロップが非常に怖いので勘弁してください(笑)。



 真ん中くらい、そして対岸したのなんか小屋。



 対岸のケーブル根元まで到着。足も痛いのでこのくらいにしておいてやりましょう。



 戻ってきて。正真正銘観光地なのでお土産屋もあります。 ……いやそのローマ字は間違ってない、間違ってないがしかし……

 というわけでバスに乗って帰還。まだちょっと時間があったので最後はオサレっぽくサンフランシスコ近代美術館へ。現代アートのわけわからなさを堪能してまいりました。



 よく反応できたのはダリの有名なこいつとかそういうのくらいである。



 これにてサンフランシスコは終了。そういえば、この街のバスって普通のバスの中にトロリーバスやら連結バスが混じっていて結構カオスなんですよね。なんか路線ごととかの基準ってあるのかなあ。



 本日の飲み物。ついにでましたルートビア、しかもクリームソーダ味! しかしこれはうまい! 普通に好きな味で困ります。クリームソーダとか日和ったからなのか?



 そして実は買っちゃってたんですよね、紅い歳月トランプ… 最初ジョーカーが毛沢東で、「ああ、やっぱりそうなんだ」と思いきや、実はジョーカーだけじゃなくあっちゃこっちゃが毛主席だったという。俺、国に帰ったらこのトランプを、イラクのお尋ね者トランプ(これも持ってる)の横に並べるんだ…

サンフランシスコ→デイトン 移動日 5月1日(金)



 サンフランシスコを出発して、シカゴ・オヘア空港経由でオハイオ州の田舎町、デイトンへ。目的はその筋の人には自明と言いますか、当地にある世界最強クラスの航空博物館、米空軍博物館です。
 しかし、基本的に大都市&その郊外である他の目的地と違い、ここだけは本気でアメリカのカントリー、車を持たざる者など人にあらずな場所であることは事前に分かっています。というか、本来なら他のそういう場所同様、車もないはぐれ旅ではどうあっても行けないような場所であるわけ、ですが。

 …ですが、たまたま伯母の友人であるおばあさんがデイトン(正確にはその隣町)に住んでいて、泊めてくれるうえに博物館まで送迎してくれるということなのでお言葉に甘える方向で。よく考えたらろくすっぽ英語も聞き取れない人間が他人(無論アメリカ人である)の家に泊まるとか、ホテル暮らしよりも数段難易度が高い気もしますが、空軍博物館という巨大な魅力には逆らえずこのプランを採用したのでした。



 背景解説はさておき。サンフランシスコ→シカゴ間はB757…なんですが、ゲートからはさっぱり見えず(苦笑)。



 空港の売店で売ってたノートン皇帝スナック。もう、この人に対するこの街の敬意…というか親しみは、本物だと断言してしまっていいのかもしれません。

 シカゴには10時45分に出て17時くらいに着。しかし、タイムゾーンをまたいだりしてるのでいったい何時間本当はかかってるのか、私にはぱっとはわかりません。アメリカ、広すぎやで。



 そして、到着ターミナルと出発ターミナルが(国内線で、同じ会社なのに)違うため、ターミナル間移動に急ぐ私を迎撃するかのごとく唐突に現れるF4F-3 ワイルドキャット。まさかこんな所にまでなにかいるとは。って、この空港そういえばブッチ・オヘアにちなんでるからオヘア空港なんでした。



 シカゴ→デイトン間はCRJ 700。進むたびに機体が小さくなっていくのが、なんというか「らしく」てグッド。




 ここでこの旅行初めての窓側席。よって写真を撮る。でもそんな日に限って雲が多い(苦笑)。

 この飛行は2時間弱で終了。デイトンはスーパーライトブラザーズことライト兄弟の故地であり、今もライトパターソン空軍基地(町の名前は知らなくてもこっちは知ってる人もいるかもしれません)のある飛行機の町です。



 よって、空港の絨毯もエントランスでお出迎えするのもみんなライトフライヤー。



 そして空港内の看板も……って、それはなんか違くないか?



 無事宿泊先の人と合流、いかにもなアメリカの高速を疾駆して着いた、いかにもなアメリカのカントリーハウスで、通されたのは畳の部屋でした。

 …そりゃまあ、日本人である私の伯母と友人なんですから、日本趣味があってもおかしくないですよね。というか、伯母に託されたお土産がKAKINOTANEとUMEKOBUCHAだったりするわけで。

 部屋自体はもちろん私も日本人ですから非常に落ち着くので素晴らしいのですが、この畳どっから持ってきたんだろう… 謎だ…

 次回からは天国で地獄のデイトン編、スタートです。

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