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ばっくとぅとっぷ


今日の鹿児島日記 3月8日(月)


 一晩かけた列車が到着した先は宮崎。最終目的地たる鹿児島へはここで乗り換え。と、その前に。



「駅の改札を出て10分程度駅前をうろつけばその町はクリアとみなす、コンビニでもいいから食料などを調達できればなお良い」という、私内における旅行の際の都市制覇ルール(このルールにしたがって部屋の日本地図に刺さる押しピンが増えていきます)に則り、駅前をうろうろ&コンビニで朝食調達。え? これで宮崎県制覇とか公言するのは詐欺だ? いいじゃんかようちゃんと朝食で買ったのはチキン南蛮だし。



 というわけで、一時間ほどして次は鹿児島中央行きのきりしまへ乗車。



 しばらくうつらうつらしてると見えてくるあの山は…!? というわけで鹿児島中央駅到着。荷物をコインロッカーに放り込んで、市街探索と参りましょう。



 市電・市バスなどの一日乗車券。使用する年月日の部分のスクラッチを削る方式。珍しいというか、今時アナログなというか…



 駅前にある若き薩摩の群像。多分多くの観光客が市内で見る銅像の一発目。



 駅ビルには観覧車がぶっ刺さっています。 ……街のど真ん中に観覧車立てるとか、知ってる範囲では大阪とかいう、どちらかというと愉快とか奇怪とかそういうノリでしられる街の専売特許だと思っていたのですが… まあ、まだここの場合他にビルが乱立していて観覧どころじゃない、というわけではないからいいのか別に…



 鹿児島名物、ゴミの分別ジャンルに灰がある光景。 …などと笑ってみていたら、あとでその苦労の一端を実感することになるのでした…

 とりあえず、例によって最初の目的地は鹿児島城(鶴丸城)方面。途中で西郷隆盛像や私学校跡に立ち寄りつつの方針で。



 途中見かけたある演劇のポスター。「鹿児島のとある漁業の町で、(字が潰れて読めない)に従事している一家がそれぞれ抱える問題や地域での問題、家庭の悩みなどが西郷どんと愛犬ツンによって解決されていく… 家族揃って楽しめる元気が出る物語」らしいです。こういう劇のあらすじなんてどこまで素で読んでいいかという点はガン無視して、ああ、この街での西郷さんの神格化はこういう所に伺えるのであるなあなどと勝手なる合点。



 途中というか小松帯刀像のすぐ横、西郷像の向かい側ですね。しかし、維新の首謀藩、明治の人材輩出元だけあってあっちゃこっちゃに偉人の銅像やら生誕地、生い立ちの碑が立っています。勝った側なんだからそらちょっとでも目立ったりうまいことやったら顕彰してもらえますがな、などとも思いつつ(別に佐幕側シンパとかそういうわけでもないですけどね)、そんなレベルじゃない連中がわらわらいたのも確かなわけで。



 そんな銅像化した偉人群の中でもこの人が元締でしょう。薩摩豪神ダイサイゴー、軍服ver.。この街でみかけたマスコットのうち、人間型のもの(飲酒運転禁止の酒屋&警官とか)の殆どはこの人がモチーフのような。本当に今も根付いてるんですねえ…



 西郷像を向かって右に、鯉の泳ぐ溝などを眺めながら歩くと鶴丸城。



 元々なにか目立つ建物がわけではない、造りも簡素な城だったようですが、今残ってるのは石垣と堀、橋のみ。中は資料館かなんかが建ってます。



 虎口のところの石垣。所々に見える窪みはやっぱり西南戦争の時の弾痕?



 隣にある私学校跡の石垣に残ってる同様の窪みは間違いなく弾痕のようですので、きっとそうなのでしょう。しかし、一発二発というわけじゃなくてまさしく猛射の痕ですね。激戦が偲ばれます。



 次は薩摩義士の碑の横から、城山遊歩道へ。




 城山はやたら猫の多い山でした。いや、西郷さんだからって犬とかが多かったらそれ野犬なわけですっげえ怖いから猫でいいんですけど。それに猫好きですし。



 展望台。お約束の顔ハメですが、西郷さんと大根はわかるとして、どうしてピッカピカの一年生…?



 多分噴煙を上げているのであろう桜島。ただし、天気はこの旅行中この瞬間が一番マシだったとはいえやっぱり優れてはいなかったので単なる雲かもしれません。ほんと今回は「雨は降ってもぱらつく程度ですぐ止むけど雲のどんより度は常にマックス」な、天気運がいいのか悪いのか絶妙に微妙な状態に終始していました…



 展望台下駐車場の売店にて。一瞬あれ? なんか動かない大図書館がいる? と思ったものの、どうやら紫芋のマスコットっぽい。



 夜行で来ていい加減歩くのが面倒くさくなってきたので西郷洞窟などは車窓から見る手抜きにすると決断して、磯庭園までバスで直行することに。で、バスの時間待ちの間に白くまなど食す。お約束ですがやっぱり食っとかないと、ねえ




 というわけで磯庭園。 …ただし、未だに篤姫篤姫いってる本体にはさほど興味なく(笑)、



 興味があったのはこの祠。なんでも島津義弘が朝鮮出兵の時に目の開き具合を時計がわりにするために連れて行った猫を祀ったもの(参考)だそうで、傍らの絵馬掛けには愛猫の健康を祈ったような絵馬がたくさん吊るしてありました。うちにも一匹いるので、その健康を祈りつつ。



 庭園を出て、近くの施設へも。尚古集成館。日本初の洋式工場。



 鶴嶺神社。島津家代々を祀る神社。中でも家久二号もとい忠恒の妻である亀寿をプッシュしてるっぽいですが、夫と不仲というかもう全力で遠ざけられていたことについてはさすがに説明されてげふんげふん。

 しかし、このあたりでなーんか顔に細かいものがあたる感覚がして目がしぱしぱするなーと思いきや、海沿いだから灰がもろに降ってくるんですね。どれくらいかって白い上着にうっすら灰色に積もってるのが見えたり、このあと風が強くなると目をあけるのが嫌になったくらい。なるほど、これはきついわ…



 でも次の目的地も海沿い。バスを降りて石橋が保存してある公園(石橋記念公園というからどの石橋さんかと思いきや、物としての石橋そのものだったという)と薩英戦争時の砲台跡を通過して、ちょっとした丘を登る。



 この公園も猫だらけ。でもまあ、猫の神社まであるような土地ですからなにもおかしくはないのでしょう。



 丘の上には西が鹿児島の神なら東は帝国海軍の神(たまにというかけっこう祟る)あるいはビールの人(その件の真相? 知っとるよ。なぜか瓶持ってるけど)、元帥東郷平八郎の墓と銅像。今も花が絶えないあたりはさすがというか。

 ちなみにこの丘も城跡(東福寺城)です。もっとも公園として整備されているため、一見して城だとはわかりませんが…



 側面がコンクリートで固められてるとはいえ、多分空堀の跡で両翼の小高くなってる平地が曲輪なんだろうなあとか勝手に思っとく。



 丘を降りてバス停に戻る道すがら、ちょっと海岸の方へ。日本史の教科書上おそらく最も有名な河童ことザビエル上陸記念碑が立っているのですが… なんだ、このとても胡散臭い「光・臨!!」的ポーズは… 横のレリーフもなんかサムライと神様と思しき二人組が南蛮船に合体攻撃かましてる(イギリスかオランダ船なら攻撃しても問題ないのか)し、その横ではサムライがエグザイルしてるし…



 ザビエルの怪しさに首を捻りながら、今度はフェリー乗り場へ。全島回ってる余裕はない(この時点で4時すぎ)けど上陸して、足湯があるらしいからそれにつかるくらいはしようかなあということで桜島へ。



 しかし折悪しくなのか山の麓だからなのか、上陸するなり小雨ぱらつき気温が低下しだしで、山は雲の彼方とても露天の足湯に使ってられるような状態ではなくなってしまうという。仕方ないのでちょっとだけうろついてそそくさと撤収。



 その程度の滞在これくらいの溶岩が見つかるあたり、さすがは活火山であります。



 なんやかやで夕方になってきたので、ぶらつきながら駅に戻る。しかし、鹿児島市内はマイアミ通りやらナポリ通りやらパース通りやら、異国情緒が溢れすぎてこぼれているような名前がちらほら。マイアミなんて地名を臆面も無く借りてくるとか、琵琶湖の湖水浴場(マイアミ浜なんて浜が琵琶湖にはあるんです。何気に私にも多少の縁があったりするのが頭痛いところですが…)くらいのものかと思いきや… まあ、この街の場合姉妹都市にちなんで、ということらしいのであの湖とは事情が全然違うのですが。



 甲突川沿いをふらふら。沖縄戦の第32軍司令官、牛島満生い立ちの碑や西郷兄弟生誕地の日(兄と弟で大分扱いが違うあたりが何ともいえない:弟も、というか見方によっては弟のほうが事績が大きいともいえるのに…)



 大久保利通像。ビジュアルとしてはるろ剣での断末魔の形相がなんか一番印象に残っていたりします(笑)。



 駅でコインロッカーに放り込んでいた荷物を回収しホテルにチェックイン、夕飯を食べに。さて、今夜は…… ……なんで俺は鹿児島まで来て、札幌名物食ってんだ……

 いやまあうまかったんですけどね。ただ、初見の店だったから辛さの加減がわからず、少し控えめにしてしまったのはちょっと残念。もう少し攻めても良かったかなあ。

 これで三日目終了。ホテルに戻って頭とか触ったら、凄い勢いで灰が髪の毛に入り込んでいました。恐るべし、桜島…

 どうでもいいですが、この日はこの前のチリの津波で延期になったHNKのMUSIC JAPAN アニソンSP2が深夜2時半から4時に渡って放送されていたため、ホテルで最後まで見てしまいました。つくづく旅行先なのに何やってんでしょう私。

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