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台湾旅行記六日目
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ばっくとぅとっぷ


台湾旅行記 7日目 台北 桃園国際空港航空科学館 4月12日(木)


 台湾旅行最終日。いつもなら最終日はおとなしく土産買って帰るだけですが、今回は早めに出て、飛行機の出発する桃園国際空港に併設された航空科学館を最後に見てから帰ることに。



 12時50分の飛行機なのでゆっくり空港に向かってもよかったのですが、そういうわけで空港に8時くらいに到着するやたらと早い行動。ちょっと早すぎたところはあって眠い眠い(笑)。まあ、ギリギリになって重い荷物抱えて猛ダッシュするよりは早めの行動して時間を持て余すほうがまだマシでしょう。なお、写真は以上の文とは特に関係なく、あの白猫さんは全世界に活躍の場があるんだなあとそれだけの話。



 空港のターミナル(この場合は第2)から航空科学館まではシャトルバスで5分ほど。乗り場はバス乗り場群の一番端っこですので、戸惑わずに一番奥まで進みましょう。



 航空科学館側のダイヤ。



 

 展示してある飛行機はほぼ岡山の空軍軍史館にあったラインナップ。台湾軍が運用した飛行機なのである意味当たり前ではありますが。状態は… 正直、あまりよくないかもしれません。めんどくさ、もとい二重になりますので既出機へのうぃきぺリンクなどは省略する方向で参ります。



 F-104A 星式戦闘機。



 T-33 梯鳥式教練機。ん、岡山とは愛称が違う。T-バードからの直訳?



 この機の取得費用、570万元… ですかね?



 S-2A 追従者式反潜偵察機。



 前から見るとなんかリーゼント頭に乗っけてるみたいな。



 F-5A 自由闘士式戦闘機。



 T-CH-1 中興号教練機。岡山には攻撃教練機型がいました。



 F-100A 超級軍刀式戦闘轟炸機。



 なんか主翼に凹みが見えますが、機銃か何かを外したあとなのでしょうか。

※追記:夕撃旅団−改のアナーキャさんより、「最後に出てきたF-100の主翼の隙間は、どうも主翼そのものがおかしいので、(取り付け部分は機体内部に食い込む構造になってるはず)おそらく適当なベニア板とかで修復したら寸法が足らなくなっちゃって的なものを感じます(笑)…」 …とのこと。もしそうだとしたら、おお、もう…

※再追記:油圧が抜けた前縁スラットを再現(しようとしてるけどやっぱりちょっとヘン)のではないか、との再指摘。ありがとうございます。



 T-28A 啄木鳥式教練機。



 …あれ? まったく同じ文面をさっき見たような…



 RF-101A 巫毒式偵察照像機。



 きっとこの窓にカメラを積んでいたのでしょう。



 DC-3 信天翁式空運機。なんでDC-3なのに信天翁なのか、と思いましたが、C-47が欧州で「グーニィ・バード(あほうどり)」と呼ばれていたらしいことに由来するのでしょうか。なお、この機は民用航空局の調査機として運用されていた模様。



 脚が収納できなくなってる…



 もう1機のアホウドリ、HU-16 信天翁式救難機。



 グーグル翻訳によると、左から読むなら「殺すために敵が救助にあります」、右から読むと「レスキューは敵だ」という訳文が出てくるのですが…… いや、いくらなんでもそれはないよなあ…

 右から読んで「味方を救援することは敵を殺すことと同じ(くらい重要)である」、と読んでみたのですが、いかがでしょうか。



 ちなみにこの赤い線を引っ張ると包装が剥がれます(ないて)。



 F-86F 軍刀式戦闘轟炸機。撃墜マークつき。空軍軍史館にもあったとおり対ミグの赫々たるキルレシオについて解説板に誇らしげに書いてありますが、むこうは31:1でしたがこちらによると31:0。1と0とでは大きい違いですが、どうも敵機と空中衝突した機体があるようでそれの扱いによるようです。どっちにしても尋常の戦果ではない(なさすぎる)ことに違いはありません。



 航空科学館の裏手にて。随分立派な額が文字通り打ち捨てられているのですが、いいんでしょうか、これ…



 屋外展示は見て回ったので館内へ。今回の旅行はやたらと蒋ちゃんの雄姿を目にしましたが、さすがにこれが最後の一体でしょう。うっかりTシャツ買っちゃったのでこれからはしばらく家にもいることになるのですが。早まったな俺。





 エバー航空コーナーにおられるなぜか日本人フライトアテンダントの安藤さん。



 レシプロエンジンのシリンダー部分、やっぱり何度見ても狂気じみた造形だよなあ。



 いやまあジェットエンジンの羽根車もだけどさ。



 日本製のロ号型充電器。アメリカからもらったP-51用に使っていたらしいですが、規格とかちゃんと合ったんでしょうか。 …うまいこと合ったとしても当初の性能はとても発揮できそうになげふんげふん。



 OH-13



 ガラスのおもちゃみたいなコクピットと、メカむき出し骨組み丸出しの構造とのギャップが好きです。



 なんか空港の機内持込み禁制品解説ビデオでも活躍されてました、この方たち…



「中国のレッド・バロン」劉粹剛烈士。11機撃墜のトップエースらしいです。「日本最新型之65式駆逐機」というのは九五戦ですかね?



 以下は台湾海峡上空の台湾空軍無双記録。











 詳細は大きい画像を見てもらえばわかると思うので敢えて書きませんが、もうきっぱりと一方的です。それも一段から二段は格下の機材なのに(P-47にいたってはレシプロ機である)。特にインパクトの強い戦いだけ選んでもこれだけの数。すげえ。台湾空軍すげえ。相手方記録との突き合わせのない撃墜数なんてこの世で最もあてにならない部類の数字だとはわかっていても、すげえ。



 あとはお約束の模型展示とかですね。



 お、国民党軍マークの鹵獲零戦。





 最後に展望塔に登ってみたり。ここまでで概ね2時間弱。駆け足で回れば1時間半程度、のんびり見ても3時間はかからないでしょう。



 航空科学館前においてあったコカ・コーラの自販機。日本用のものが流用されてる。



 はい、ということで空港に戻ってきました。



 なぜかこんな所にもでっかいガンダムが! ジオンを吉翁と書かれるとなんか能面か何かの名前みたいに思えてしまっていけません。妙に福々しい字面だし。



 では日本に帰りましょう。そういや北の人工衛星と称する事実上のミサイル、どうなったんですかねえ。快適に飛行してたらいきなり上から落下物が、とかならなきゃいいんですけど(その後の展開は皆さんご存知の通り)。



 さらば、台湾。



 機内食。往路同様ハーゲンダッツつき。さすがはJALであるなあ。



 昼間の飛行だったので伊豆諸島がはっきり見えました。手前の大きい島が新島、左が式根島で上の丸いのが利島?



 成田→伊丹→本拠地はつつがなく(滑走路混んでてちょっと遅れましたけど)。夜10時頃の家に帰り、今回の旅行を終了したのでした。



 おまけ。高雄で買ってた東方専門誌。485元とこちらにしては破格の高さでしたが、DVDが三枚にゆっくり魔理沙ストラップなどの大量のおまけがついていたのでしかたがないところ、なのでしょうか。記事の内容はイラストの他元ネタ考察や日本の同人イベントの紹介など、色々ありました。 …しかし、専門誌、東方の専門誌なあ…… いや、いいけど別に。

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