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ばっくとぅとっぷ

過去の軌跡特別編・名古屋旅行記

6月14日の旅日記〜もしくは飯田線のバラード〜 記録日6月18日(火)

 では、旅行記をまとめるとします。
 事の起こりは、五月。京大で能楽部に所属するところの友人、田の宮いたるが「五月に能の発表会をやる。名古屋で」と言ったのが発端です。この話を聞いた瞬間、私の頭の中で名古屋=月天=行くべしの公式が。そしてたまたま暇だったこともあり、あれよあれよというまにKIDDYたんや富士藁といった友人連中を巻き込んでの名古屋飲みになったわけです。そして私の場合、他の連中の日程+二日の立派な旅行に。ここら辺の心の動きはなかなか興味深いものがありますが、それは措くとして。
 6月14日(金)。前夜の飲みの後、徹夜で旅行準備を整えました。と言っても着替えと歯磨きなどのほかはデジカメとかMDとか文庫本だけなのですが。そして午前7時30分。新宿へ向けて出撃。で、バスに乗りました。諏訪岡谷行きに。・・・あー、乗り間違えじゃないですよ?
 今回の旅の目的の一つとして飯田線完乗というものを掲げたゆえでの処置です。飯田線てのはこのように魅力満載の路線ですが、なにぶん長い(195,7キロ)は山だわで中々行く機会もないので、この機会に。
 この機会に・・・って飯田線に乗るためにドイツ語とか憲法刑法をさくさく切っちゃったのはまあ、無視する方向で。シケ長に「私今日事情があって出られないのでノートとかよろしく」とメールしたら「わかりました。応援頑張ってください」と、チュニジア戦を応援に行くと勘違いして快諾してくれましたが、いえませんよね。電車乗ってきますとは。
 なんてことを考えつつ、諏訪岡谷に・・・っとその前に新宿であるものを仕入れました。関東にありて関西には珍しい飲み物、そう、例のアレ。まあ、それはさておき。
 
 こいつに乗車。この中に延々6時間、座ってることになります。
 岡谷を発してから大半の間は乗客もほとんどいず、列車はのんびりと山の中を走って行きます。とりあえず飯田線のバラード(山本正之)なんかを聞きつつ、天竜川の流れや日本アルプスの山々を眺めつつ。友達の苗字と同じ駅名があったのでそれを写真に収めたりもしました。
 そんなこんなで3時間くらい経過・・・いい加減飽きてきたのでお昼寝開始。しかしそれからさらに1時間くらいで学校帰りの中高生が続々と乗車、車内は一転やかましく、さらに混み合うように。しかもこいつら、凄い確率で男女一組なんですが・・・
 人が暇(じゃないけど)持て余して、こんな山奥をさすらってるときにこいつらは・・・などと無性に悲しくなりましたが、明らかに八つ当たりなのでみっともないと思い車窓の風景に専念。といっても長篠城跡以外にはそろそろ山奥から田舎へとシフトしていたので見るものもなく。ラスト2時間は中々きついものがありました。
 そしてケツの痛みと暇に耐え切って6時30分ごろ、豊橋着。ここからは名古屋までは特別快速で快適・・・といっても飯田線で疲れた身に一時間前後の更なる乗車はかなりきつかったですが。そんなこんなで8時半ごろ、名古屋着。新宿を発ってから実に12時間後です。21世紀にもなって何してるんでしょうか。
 その後、本日と明日の宿である愛知県青年会館YHに。行き当たりばったりに歩いたらなんとか到着できました。しかし・・・なぜか階段に信長と秀吉と家康の肖像画が飾ってあるのはどういうことでしょう。しかも、教科書とかでよく目にするやつより肉付きいいし。こいつら丑三つ時になると絵から出てきて敦盛を舞ったりするのか?などとバカなことを考えながら部屋へ。
 宿泊客は私以外外人が一組(男女一部屋づつで計4人くらい)泊まってるだけ。妙に人気がない宿でした。まあ、YHなんかどこもそんなもんかもしれませんが。することもないのでコンビニ行って酒買ってきて飲んで寝ました。   
 そんな感じで初日終了。次回15日、「名古屋はええよ!やっとかめ(仮)」にご期待ください。
 

6月15日の旅日記〜名古屋はええよ!やっとかめ〜 記録日6月18日(火)

 二日目。朝起きて、まずは今回の旅行の本来の目的・・・だった(おい)田の宮いたるの能楽鑑賞へ。
 名古屋の地理はさっぱりなので果たしてたどり着けるか不安でしたが、あっさりと名古屋能楽堂に到着。つーかこの後行こうと思っていた名古屋城のすぐ近くだったりしたのですが。
 ここで意外な人物に再開。かつて某高校で猛威を振るった新興宗教の教祖、ゲーリン。今年K都大学医学部に入学して、また一つ他人への迷惑度が上がったやつが今、なぜかここに。どうやらやつも田の宮いたるを見に来たようです。どうやら日帰りの予定らしいので、月天とかを連れまわすことにはなりませんでしたが。
 で、ゲーリンと合流して能楽鑑賞。・・・うーーん、ただ舞ってるとしか思えないのは私が無教養ゆえかな・・・まあ、いたるが私の演武を見てもただ投げてるだけ、とかの感想しか抱かないのでしょうが。そしていたるの出番が終わった直後にKIDDYたん到着。ダメだこりゃ。この人も本来の目的(と言うか大義名分)忘れてるよ。お前が言うな?・・・ごもっともです。
 そして田の宮いたるの出番も終わったことだし、3人で飯を食いに。近くに飯屋がなかったので、隣に併設されてる軽食堂みたいなところに。なんかランチサービスで味噌カツ重が安かったのが理由でしたが。入ってびっくり。
制服、メイド服じゃん!!ヒラヒラフリフリ大量搭載というわけではなく、むしろ普通のエプロンドレス(と言うのかな?)に近いものでしたが色はちゃんと青と白!!頭にカチューシャはもちろん装備!!!・・・・・・・・・・・・
これで、店員の平均年齢が30歳若ければなぁ・・・
 まあ、城の付属設備の、さらに併設のレストランなんざ、近所のおばちゃんのパート先以外の何者でもないなんてこと、わかってましたけどね。わかっちゃいるけど・・・そういう話に関心のないゲーリンはさておき、KIDDYたんと私は微妙な表情で味噌カツを食ったのでした。
 その後、大須に行くというKIDDYたんと別れて、名古屋城へ。

 まごうことなき名古屋城。金鯱がまぶしいです。
 城自体は確かにでかくて壮麗、なのですが・・・徳川政権の城はこう、芸がないんですよねー。大味っつうか。まあ、一番システマティックに洗練されて、かつ立地条件にあまり左右されない大規模な平城ともなると上部構造物以外で個性を出すのは難しいですが。ってかなり偉そうな論評になってしまいました。まあ、一応八年くらいは城巡りをしているとこれくらいの自分の好みをいう資格はあるカナ、と思いまして。この評価には、マイナー山城大好きな私の偏見が混じってることをお忘れなく。
 そんな名古屋城ですが、私の度肝を抜いたモノもいました。空堀の底に。
鹿。・・・なぜ、空堀の底に?どうやって入った?誰かが入れた?ならばなぜこんな底に?しかもこの区画にだけ?捨て鹿?
 天守の展示の、「名古屋城の自然」コーナーにもこの鹿に関する記述は一切なし。謎は、深まるばかり・・・
 首を傾げつつも、次の目標、名古屋市役所に。なんで市役所?と思うむきもあるかもしれませんが、このフラッシュで知られる「名古屋はええよ!やっとかめ」になぜ、「名古屋市役所が国会議事堂に・・・」などと歌われているのか、その謎を紐解くためです。そして着いて納得。

 狙いすぎだろ、この建物は・・・名古屋城との調和を狙ったのかしりませんが、そもそも建物の上部と下部で調和がぶち壊れてます。まあ、確かに国会議事堂になってもおかしくないインパクトですが・・・外国のB級映画の中の日本なら。
 中に入るべきものでもないので、写真だけとって熱田神宮へ。とりあえずお参りしておみくじ引いてリアル巫女さん見て(一人ストライク)、お守り買うだけでしたが。ちなみに吉でした。
 もうやることもなくなったので大須に行ってKIDDY と合流。大須の街を見て回りました。・・・いやはや。予備知識で「混沌の街」であることはしていたのですが・・・本当に、何でもある街でしたね・・・
 ちょっと形容しがたいのですが、しいて言うなら「新京極と寺町を混ぜて、食い物屋を添加した」って感じでしょうか・・・京都の人ならわかってもらえると思いますが。もう服屋もあるわアクセサリー屋もあるわ電気屋もあるわアニメショップもあるわなんかよくわからん店もあるわウエディングドレス2980円也とかチャイナドレス置いてる店あるわともう凄かったです・・・ところであれは「買い」だったのでしょうか?いや、着せる相手はいないですけど・・・そして着る気はないですが・・・冬のスキーで後輩に押し付ける、とかの活用方法があったかも・・・冬までに再び名古屋に行くことがあれば、きっと誰か後輩の悲劇が訪れることでしょう・・・
 それまでに普通に着せて楽しめる彼女を探せっていう突っ込みは勘弁な。
 話が微妙な方向にそれかけたところで、夕刻。今から京都に帰るというゲーリンを見送りに名古屋駅へ。その後、私は昔家庭教師をしてもらっていた先生(実家名古屋、就職して地元に戻られた)と待ち合わせ。中1から6年間と言う普通はありえんほどの期間教えていただき、どん底の成績を東大合格までに押し上げてくれた恩人だけに会うのは凄く、懐かしく。   
 あって名古屋名物「ひつまぶし」を奢ってもらいました・・・しかも、かなり高い店で・・・懐かしさに話も弾み、非常に楽しくおいしく。
 そして、先生と別れた後KIDDYならびに夕方に名古屋に着いた富士藁を回収してYHへ。途中で田の宮いたるも追いつき、その後買出しへ。酒とか食料を購入して、宴会モードに。・・・っと貴様ら、素直に宴会できると思ってか?そう、新宿で購入した例のアレ、登場です。
ドクターペッパー。
 こいつで乾杯。まるで酒を飲めない人に酒を強要したかのごとくに嫌がるKIDDYが最も印象的でした。そして、誰かの言った「ドクペの味は杏仁豆腐に似ている」という言葉にも納得・・・いや、比べるのは杏仁豆腐に失礼だとわかってはいるんですけどね・・・確かに味は似ています。こっちのほうが格段にダメですが。
 そしてその後。KIDDYがコンビニで買ってきたヤンチャンを・・・見てしまったYO!!!そう、あれです。バキです。・・・・・・・・・感想、ですか・・・・・・・・・?
開始(はじ)まってんじゃん!・・・・・・この、一言に尽きます・・・・・・確かにあれはコンビニでは読めない・・・
 就寝時に、ヤンチャンを田の宮いたるの枕元にこっそり入れたのは公然の秘密です。
おやすみ!!いい夢を!!!
 そして次回、ついに我々はぱらだいすに突入する!! 次回16日、「月の願いと化身達(仮)」にご期待ください!
 

6月16日の旅日記〜月の願いと化身達〜 記録日6月19日(水)

 ちなみにタイトルはかの店のオリジナルカクテルのメニュー名です。
 適当に騒いで寝て起きて。バキが本番なヤンチャンを枕元に忍ばせたことが田の宮いたるにバレたあたりから一日が始まります。さあ、彼はいったいどんな夢を見たのでしょうか。
 ともあれ、松屋で朝飯を食った後は、各自別行動。田の宮いたるはサークルの連中と合流(ってこいつは単独行動してていいのか?とか一瞬思ったけど、もう遅いですしどうでもいいことですね)、富士藁は昨日見てなかった大須に行くとの事。私とKIDDYたんは名古屋空港へ。
 なんで名古屋空港に?と思われる向きもあるかもしれません。ここの航空宇宙館には日本国内唯一の三菱零式艦上戦闘機32型が保存・展示してあるのです。というわけで軍ヲタをも兼ねる(むしろそっちのほうがキャリアは長い)私には行くしかない場所でして。
 しかし・・・空港まで遠い!!そして高い!!名古屋駅からバスで30分てのはまあ、あまり市街地にある空港もどうかと思うので仕方ないですけど。片道870円ってどうよ!?つーか車両を荷棚特設した市バス程度のランクに落として運賃を半額前後にしたほうが人乗るんじゃないかと思うんですが。・・・まあ、空港を利用するような人種がみんながみんな私のように快適性軽視(無視はしない)時間度外視運賃最重視っていうわけではないので仕方ないのですが。そういう人種は全国どこへでもバスと在来線で出没しますから。私のように。
 で、国内線ビルの三階。それは鎮座していました。

 銀翼の戦士。この頃には海軍機は濃緑色塗装なので銀翼とはいえませんが。
 相変わらず写真撮るのがへたくそなので見づらいですが、特徴的な32型の翼端。21型などでは楕円形の部分を切り落として、速度向上を狙ったもの・・・ですが、航続距離が低下したため折りしも始まったガダルカナル攻防戦には不向きで、パイロットには不評、生産数も少数で終わったものです。その特徴あるシルエットから米軍には零戦とは違う機種の戦闘機と認識されたようで、他の形式(ZEKE)とは違うコードネームを頂戴しています。 確かHAMP・・・だったよ・・・な?いまいち自信が・・・

 尾部と20mm機銃。この機体はマーシャル諸島タロア島で発見され、その後日本の航空会社他の手で復元されたとの事です。
 他には、日本の名機の精密模型が100機ほど展示してあるのが目を引きました。結構いい出来。さすがにケースに収まらないと思われたのか、連山や富嶽はありませんでしたが・・・名機?かどうかはさておき・・・
 後は航空・宇宙に関する、よくある博物館みたいな展示ばかりでした。入場料500円はまあ、妥当と言えば妥当ですが・・・往復交通費1740円と言うのを考えるとちょっとどうかと思われます。そのため、KIDDYと二人で元を取るべく、隅々まで舐めるように見学。他にいたのが親子連れ数組と、いかにも軍オタっぽいおっさん一人なのは気にしない。お子様に混じってフライトシュミレータに乗っても気にしない。KIDDYが子供向けっぽい教育用ゲームで歴代二位(一位って誰やねん)とっても気にしない。
 あ、あと送迎デッキから自衛隊小牧基地も見えました。輸送機が並んでましたが、まともに写真が撮れなかった罠。
 なーんて感じで思う様堪能して名古屋駅に帰還。KIDDYは富士藁と合流して物欲解消(まんだらけとかイエサブとかゲーマーズとかめぐり)に行くらしいのでここで一旦別行動。私は、今度はあーかーい赤ーい赤い名鉄に乗って一路南下。行く先は知多半島・・・

 age駅。残念ながらサゲ駅はないです。しかし、ただこの写真を撮るためだけにまた往復2時間も電車に揺られる私って一体・・・しかも寝過ごして終着駅まで逝っちゃうし。
 その後、例によってやる事無くなったのでやや早いですが大須へ。

何気に白雪提灯を見つけたりしつつ・・・みなと合流。ついにこの旅のメインイベント!!癒しの空間!!名古屋のレゾンデートル!!!(名古屋の方々、ごめんなさい)

 月天キタ━━━( ( ( ( ( (゚∀゚) ) ) ) ) )━━━!!!!ついに、ついに・・・来ることもあるまいと思われた、この場所に・・・・・・・・・
 感激にドキドキしつつ、店内に・・・うわぉ。巫女さんキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━!!あ、あ、あ・・・マジだよ、マジだよ・・・舞い上がりながら席に案内され、そこであのセリフが・・・   
 「ここではお客様は神様です。なんなりとお申し付けください」
 あ・あ・あ・・・・・・・・・
ここで死ねても、本望かも・・・
 っと、あまり暴走していてもなんなので状況解説。まだかなり早い時間帯(18:00)だったこともあり、店内には巫女さん2,3人と神主姿のウェイターさん1人しかいなかったです(フロアの仕事は)。今来てくれた巫女さんは、茶髪でツインテールの、そうですね、敢えて言うなら外角高めのストライク?
 そして食事開始。2500円宴会コース(9品)+飲み放題で予約していたのですが、料理、かなりうまいです。刺身から始まって鮎の塩焼きまで出るし。居酒屋として考えるならかなりのハイレベルかと。ウニの枡焼きとかもメニューにあるし。・・・ただ、値段も相当なハイレベルなんで覚悟は必要ですが。その価値はあります。
 飲み放題は普通の居酒屋と同じメニュー。オリジナルメニューのカクテルなんかは別料金オンリーのようです。というわけで、一応アルコールを多少注入したのでオリジナルメニューに突貫!!すいませーん、メニューお願いしまーす!!
 そして・・・・・・真・巫女さん降臨・・・・・・・・・・・・KIDDYたん曰く「なんかミントみたいな声」。ショートカットで、笑顔が・・・富士藁曰く、「ああいう年上系が・・・」
 あ、二人壊れた。この人が注文持ってくるたびに震えてる・・・これが、これが萌え死か・・・などと、自分も萌えまくって暴走寸前なのを必死でごまかすように客観視する俺。俺にもかなりヒットしてたんですがね。しかし・・・・・・やってくれました、この人・・・
 月天のカウンターって、靴脱いで座るようになってるんですよね。で、当然、靴はそろえて廊下側へ・・・
 ・・・・・・・・・あぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!今、今、今お客さんの靴につまずいた!!!!ア、しかもリアクションが・・・ああ・・あああ・・・ド、ドジッ娘まで装備・・・・・・?
キタ━━━( ( ( ( ( (゚∀゚) ) ) ) ) )━━━!!!!
 ・・・・・・・・・・・・田の宮いたるも含め、全員、萌え死にました・・・・・・凄いよ、凄すぎるよ月天・・・・・・酒と、料理で腹を満たしてくれるだけではなく、心まで満たしてくれるとは・・・・・・俺はもう、巫女さんがそろえてあった靴に「きゃっ」とかいってつまずいて、しかもその後ちゃんと膝ついて靴をそろえてる光景を思い出すだけで、一月は元気に戦えるよ・・・!!!!!
 ヤバイ、書いてるうちにまたあの光景を思い出してきた・・・

しばらくお待ちください

・・・こほん、少々・・・いや、かなり見苦しい姿をお見せしてしまいました。とにかく、それくらい素晴らしかったと。肝心の酒ですが、カクテルの種類は相当に豊富です。財布の中身の心配さえしなければ全て頼みたい勢いだったのですが・・・そして、オリジナルメニュー。特筆すべきは「月の願いと化身達」というやつですね。神社らしく(?)、巡恋歌(恋愛)とか、そういうテーマにそって結構凝った演出がしてあります。これも、財布の要請がなければ全種類制覇したものを・・・とりあえず目下2浪中のKIDDYたんに合格祈願(学業)は基本です?ちなみに私は一期一会(真心)・・・私のどこが真心か!?などとほざく失礼な輩は道頓堀に強制ダイブとして、この酒も結構凄いです。なにがって、いきなり「お茶セット(茶碗、茶筅、土瓶、茶碗の中には抹茶の粉)」が居酒屋で出てきたらどうします?土瓶の中の酒を茶碗に入れて、茶筅でたててから飲むのですが・・・結構甘いですね。カルーアの抹茶版みたいな感じ?
 とまあ、そんな感じで心身ともに満たされて癒されて店を後に。値段的にはA氣道会コンパの二倍近くかかりましたが、それは数字だけを見ての話。それだけの価値は、確かに、あります!!(断言)また行こう・・・何が何でも。今度は20000円くらい持って。あ、追記ですが店内もそんなに萌え萌え叫んで騒いでるアレな人はいず(我々だってそんな恥ずかしいまねはしてません。心の中とか、せいぜい仲間内でこそこそとそういう会話してたぐらいです)、結構普通の雰囲気でした。これがどこかでイベントがあった後ならまた違うんでしょうけど。
 閑話休題。で、絶好調な雰囲気のままカラオケへ。7時間半くらい四人で歌い通し。しかもアニソン縛り。富士藁は戦隊ものを、田の宮いたるはバラさんを、KIDDYはスパロボ縛り&シスプリ縛りを。私もまあ、他の三人と被る曲ばっかでしたがいろいろと。エロゲーの曲歌うな?黙れ。あ、あと、「名古屋はええよ!やっとかめ」完唱とか。
 てな感じで幸せな夜は過ぎ去っていきました・・・ああ、思い出すだけでまた名古屋に行きたくなる・・・っつーか月天、渋谷か下北沢近辺にできないかな・・・(遠い目)
 次回は一転、マターリモード。ていうか私1人の帰り道なんでもうおまけみたいなもんですが。 次回17日、「某氏の寄り道」にご期待ください?
   

6月17日の旅日記〜某氏の寄り道〜 記録日6月20日(木)

 徹夜、しかも喉を酷使した後、一行は疲れきった足取りで名古屋駅へ。しかし始発には間に合わず・・・富士藁、田の宮いたるは結局授業を切っちゃったようで、すまん事をしたなとも思いつつ。月曜定休の私と根本的に授業がないKIDDYたんは気楽なものでした。そして別れの時。
 これでまたしばらくおさらばです。まあ、二日に一度はメールが来るような連中ですが、それでも顔をあわせるのはおそらく九月の母校の文化祭。まあ、早ければ祇園祭に突然帰還することもありえますが。ま、しみじみ別れるガラでもなんでもないのであっさり解散。京都へ向かう田の宮いたるとKIDDYは東海道線下りへ、私は上りへ。富士藁は新幹線へ。・・・って結局在来線利用者が多数派なのが我々らしさ。
 まずは浜松まで。通勤・通学客でひしめく週の初めの朝の車内、一人だけ旅装でぐーすか寝る私。さすがに疲れてたのでしょう、浜松までずーっと寝てました。
 そして浜松着。目指すは自衛隊浜松基地広報館!!
 ・・・・・・バスに揺られて30分。そこから基地のフェンスに沿って歩くこと15分・・・着いた先は・・・
本日閉館・・・・・・・・・・・・
 この旅行初めての計画ミス・・・しかも基地だけに、市街地から遠く離れた場所まで来て・・・・・・・・・かなり凹み。全く、こんなことだからリストがばれて信頼ガタ落ちなんだ、こういうときこそ休館日返上でバンバンアピールしろよ!!などと、理不尽な怒りの言葉を心中並べつつとぼとぼ帰還。ただでさえ徹夜明けで疲れてる体にはこれは堪えました。
 しかたないので、浜松もう一つの目的地、浜松城へ・・・
 行く前に一つ問題が発生したので城の前のホテルのトイレに緊急避難。24時間連続装着していたコンタクトがついに活動限界に。っていうか目が活動限界に。一旦外して目薬点眼&コンタクトを保存液で湿らせましたが、ソフトレンズはパリパリに乾き目は真っ赤っかという結構きつい状態でした。おそらくもう少しつけたまま放置していたら、突然路上でポロッと落ちて大騒ぎになってたことでしょう。
 ついでに、ホテルのロビーで不審な目で見られながらも少し休憩。バカ高い自販機で飲み物を買ってやったんだからこれくらい多めに見て欲しいものです。などと、偉そうなのだか卑屈なんだかわからないことを思いつつ、回復したので登城。
 浜松城は・・・期待外れ、でしたね・・・大垣城と同レベル・・・ま、規模が小さかったのはそもそもの城の規模もありますし、何より名古屋城を見た直後、というのが大きいですが。

 見所は天守台(そもそもその近辺しか残ってないとも言う)の石垣かな・・・野面積みの豪放な石垣。名古屋城の巨大できちんと整形された石垣とはまた違った趣です。

 復興天守。こじんまりとしてます。
 有名な城なので一度見たいとは思っていましたが、天守などを中心とした、いわゆる観光には物足りないかも。石垣なども天守曲輪以外は積み直されたもののようでやや・・・。ここか岡崎城かどちらに行くか迷ったのですが、さて、どちらがよかったのやら。広報館目当てで浜松に来たんですけどね・・・まさか休館とは・・・

 そんな浜松城で、実は一番印象に残ったのがこいつ。ムササビ・・・カナ?この写真を撮る直前まで、ジーーっとこっちを見つめてたんです。目があった時はもうかわいいことかぁいい事。
 城を見たらもう見るものがない(と言うか時間と体力がない)ので、浜松駅まで帰還。うなぎ弁当を食いつつ電車に揺られて、6時ごろ東京着。その後西永福にたどり着き、旅装を解いたのでした。てなわけで。

名古屋旅行記(もしくは、月天探訪記+α)−完−


 結論。
 ・月天最高。また行こう。今度はもっと金持って行こう。
 ・大須は面白い町。今度はもっとゆっくり見たいもの。   
 ・この時期の旅行はTシャツ、タオルを多めに持っていくべきだと今さら痛感。夏コミと違って余裕があるんだから、汗くらいこまめに拭こうと反省。
 ・カラオケの場所もある程度は調べとくべきだったカナ。
 ・そして、今回のキーワードは開始(はじ)まってんじゃん!
 ・・・いいのか、この締めで?ともあれ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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