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※なお、以下の内容は全てこじつけであり、実際にゲームのキャラ名が軍事ネタに由来しているというわけではありません。詳細説明については駄文置き場トップを参照してください。

 第十回(2004.9.22)
ひぐらしのく頃ににみる帝國海軍



ネタ要目


タイトル: ひぐらしのく頃に(鬼隠し〜暇潰し編)
発売日:2004.8.15
メーカー:07th Expansion(同人)
総プレイ時間:12時間くらい
傾向:ホラー
お気に入り:古手梨花
評価:A+

 ここしばらく、ネット上で大評判となっている同人ホラー推理ゲーム。
 こいつがまたかなりに怖いらしいということで、和物猟奇ホラー大好きの悪趣味人間として、試験明け祝いに手を出してみたり。

 舞台は昭和58年夏のとある山村。祟り伝説とかつてのダム建設反対運動の村に引っ越してきた主人公が、連続殺人事件?(もしくは祟り)に巻き込まれていく話。現在までは事件提示編とでもいうべき三編と外伝的な暇潰し編が出ています。つまり、まだ問題解決編になる(らしい)目明し編は出ていないということ。
 一風変わっているのは選択肢も一枚絵も全くないということで、その点ゲームというよりは小説に近いです。サウンドノベルとかビジュアルノベルというやつですね。ということはストーリーが肝になるわけですが…
 こりゃ、凄いわ。前半コメディな日常をつづり倒して徐々に主人公を追い詰めていく…といえばまあ、極普通の猟奇物ですが、その追い詰め方はかなりシャレにならないと思いました。特にファーストプレイの鬼隠し編。心臓に悪いことこの上なし。一癖も二癖もあるキャラが萌え絵というギャップがまた怖くて、もう。
 そして綿流し編〜祟殺し編と続くわけですが、これで別の選択肢を選んだ(便宜上の呼称)ことになるルート(綿流しは魅音、祟殺しは沙都子ルートというか)へ。ただ、何らかの世界の捻れというかズレというかで各編のリンクがあるようで、そこのところが謎をとく鍵なのかもしれませんが。

 シナリオの起伏はかなりのもので、気は抜けませんでした、というか先が気になって結局一日がかりで全部読破してしまったり。この没入具合はクラナド以来。
 シナリオといえばだんだん凶悪になっていくエンドのバッドっぷりがステキすぎます。祟殺し編まで来ると、もう、ねえ。

 CG、とか。っても一枚絵もないので立ち絵のみ。ややぷにっぽい萌え絵。手の指が一本少ないような気もしますが一本多いのとは違い角度とかあるしなあ、とか手がでかいよなあ、とかありますけどまあ許容範囲。で、そんなかわいいヒロインが反転しまくるのがまた恐怖…

 音楽。草薙 考司さんの曲とか使われててちょっとびっくり。SRCの某シナリオとかで使われてる曲だったりしたわけで、聴いた瞬間思わず脳内でメカが。黒い主人公機の古典名作オリジナルですが多分誰も知らない話題なんでそれはさておき。

 萌えキャラ。古手梨花。村を牛耳る旧家御三家の一つ、古手家の最後の一人で当代のオヤシロ様という話もある少女。普段のみーとかにぱーとかの鳴き声がステキ過ぎます。

 総合評価は上。これはプレイ中もですがクリア後に頭の中でさらに楽しめるいい推理ものだとか。好きではあるものの私の推理能力なんか小説家・関口巽(京極堂シリーズ)にも劣るような気がするんで私見は秘しますが。実に、続編が楽しみな一品といえましょう。
 …といいながら、京極堂っぽい以外にバカバカしい結末なのかなあ、とか。妖怪か祟り神かの安易な連想の感はありますが。
 あと、ちょっと日常部分が長いなあ、とかも思ったり。いや、プレイする意欲が萎えるほどではないのですが。

 で、本筋の推理とはちょっと離れたところで、雛見沢村の所在地はいずこ、とかいう話。とあと気づいた(本筋とは絶対に関係のなさそうな)突っ込み点。
 劇中で得られる情報ではこの村、「関東ではない」「日本海側の豪雪地帯」「緯度的に?は東京より暖かい筈」「昭和53年時点で東京から新幹線→乗り継ぎ(おそらく名古屋で)」あたりが情報となるんではなかろうか、とか。
 さらに、鷹野さんの焼死体が岐阜県で発見されていますが、いくらなんでも二県も三県も離れたところまで持っては行かない(行けない)だろう、という点なんかも考慮しつつ。
 「東京より云々」は確実に矛盾するんで、緯度じゃなくてなんか別の要因だったかもしれません。で、そう考えると福井〜新潟のどこかが候補地かなあ、とか思ってしまうわけです。合掌造りの民家があるというのもそこらへんかなあという要因の一つで。
 はじめに「興宮」「鹿骨」といった地名から連想したのは「宇都宮」「鹿沼」なわけですが。どうも鹿骨市が登場する区画で一番でかいようなので、これは関係ないか。
 後実は劇中の村人の方言がそのまんまとかいう可能性もありますが、さすがにそこまで比べる気にはなれず。適当かもしれないし。 そういうわけで舞台は新潟〜福井の間のどこかの山村、と考えています。

 ただ、そうすると祟殺しの最後に出てきた自衛隊が「なんで第9師団なのか」とか疑問があったり。第9師団は青森の師団ですけど…

 しかし、そういえば石川県には他にも鬼が住んでる場所がありましたね。その名も雨月山。鶴来屋というでっかい旅館がある…「痕」の舞台です。
 …そう考えるとやっぱり石川県…?





 ひぐらしのく頃にと帝國海軍と…埋葬機関(笑)

・駆逐艦紫苑 園崎詩音  

 園崎詩音。村を牛耳る園崎家の双子姉妹の妹のほう。とはいえ、実権云々のほうは姉、魅音が全権相続ということになっています。性格は姉以上に敵に回してはいけない強力さ(笑)。次回「目明し編」では遂に主役、とのことですが…やっぱり真相に近い家の中の非主流派というところがポイントになるのでしょうか。

 駆逐艦紫苑はワシントン条約で建造予定が中止になった二等駆逐艦のようです。1918年ということで、樅型か若竹型だったかの建造中止艦の一隻だと思われます。


・給油艦鷹野 鷹野三四  

 鷹野三四。村の診療所の「一度もナース服を披露しない」看護婦さん(笑)。村の伝説、風習に(猟奇的な)興味を持っており、しかも興味を満足するためにかなり暴走する困ったお人。そのおかげで、毎回ろくでもない最期が…

 給油艦鷹野は帝國海軍の給油艦。「風早」型給油艦三番艦、「速吸」の改良型。
 この「速吸」ならびに「鷹野」型は、補給艦でありながら同時にカタパルトを装備、「速吸」で流星艦攻6機、「鷹野」に至っては14機というヘタな護衛空母並みの航空機搭載量を誇る、いわば補助空母的な運用まで期待されていました。
 英国の商船なんかにもカタパルトを括りつけてハリケーン戦闘機を搭載、船団護衛に活用するような例はありましたが、この「鷹野」なんかの搭載機に与えられた役目は船団護衛などではなく、空母決戦が生起した場合に後方から発艦、前線の空母で補給の後母艦航空隊と合流して敵艦隊を攻撃後空母に着艦する、というとんでもなく攻撃的なものでした。航空戦艦「伊勢」「日向」の彗星・瑞雲に期待された役割と同じと考えられ、ミッドウェーで受けた大打撃を少しでも癒そうという苦肉の策だったといえます。実際にそんなアクロバティックな運用ができたかどうかはさておき…
 実際、日本海軍も飛び石作戦は海戦の数年前には一旦放棄して、状況の悪化から再び復活させたという経緯がありますし。

 結局、「鷹野」型は全艦計画のみで建造中止になっています。計画開始が1942年で建造中止が44年。そもそも、給油すべき艦艇の建造予定はキャンセルされ、現存の艦艇も給油艦を必要とするような大作戦は不可能になってしまっているのでした…

・給糧艦間宮 間宮リナ(律子)

 間宮リナ。本名律子。祟殺し編の冒頭で殺されている風俗のねーちゃん。彼女の死が沙都子に降りかかる不幸の始まり…

 給糧艦間宮。艦隊、前線への食糧補給を主に行なう艦艇。艦内には調理設備や冷凍設備が備えられており、ある意味で軍艦らしくない軍艦かもしれません。「間宮」は日本初(そして唯一)の大型給糧艦です。
 腹は減っては戦ができぬというとおり、軍艦らしくない、いやだからこそ「間宮」の存在は貴重なものでした。食料の保存だけでなく、アイスクリームや羊羹などの製造設備も備える「間宮」が入港すると将兵が歓呼で出迎えたといいます。たとえば、「間宮羊羹(間宮製の羊羹)はとらやの羊羹に匹敵、いやそれ以上」なんていう話が残っていたり、1000tもの食材(18000人×三週間分)を搭載できたり、牛一頭生きたまま乗せていて必要によってはステーキにしたりと、普段の食事が(ジャングル奥地の陸軍とかよりはまだマシとはいえ)アレな将兵にとって、まさに大きな楽しみだったことは想像に難くありません。
 日本の給糧艦はこの「間宮」以外には中型の「伊良湖」の他は1000t以下の小型艦が数隻という状況で、太平洋全域にまともに補給するのはお寒い状況だったのではないかと思わざるを得ません。なお、アメリカは貨物船を40隻ほど徴用してこの任務に当てていました。

 「間宮」の最期は1944年12月、南シナ海。潜水艦「シーライオン」の雷撃によります。この「シーライオン」は、「間宮」の他にも戦艦「金剛」、敷設艦「白鷹」、駆逐艦「浦風」を仕留めているという…なんとも、こっちからみたらイヤーなことに(笑)武勲艦です。

・護(航空機用発動機) 赤坂衛

 赤坂衛。暇潰し編の主人公、若き公安警察。建設大臣の孫誘拐事件で雛見沢村に潜入。実はかなりの雀士であることが判明しており、海千山千の大石刑事らをも翻弄する腕前。彼のストーリーの最後のあのリンクしたメッセージは、次にどうつながっていくのか…興味深いところです。

 護発動機。
 中島製の爆撃機用エンジン。空冷複列14気筒。1750馬力と日本にしては結構な出力を出したようですが、いかんせん大きかったことと不具合がポロポロということで今ひとつ印象が薄いような…搭載されたのも「天山」艦攻の一一型とか、「深山」陸攻だとかしかしらない…しかも深山って失敗作だし。天山にしたって主に生産されたのは火星搭載の一二型だし…

 …で、番外。帝國海軍とは関係無しに・・・

・シエル先輩=知恵留先生(月姫) 知恵 留美子先生

 知恵 留美子先生。主人公たちの通う学校の、カレー狂で知られる若い女教師…目の前で(いや、遠く離れていても)カレーの悪口を言おうものなら大変なことに…
 ということで、元ネタは傑作伝奇ゲーム「月姫」のシエル先輩。…いや、別に元ネタは〜とかいう必要すらないですね(笑)。立ちグラみたり暇潰し編のお疲れ会見たら一発です(笑)多分目明し編では教会から派遣されているという事実が明らかになり黒いローブに身を包んで祟りとか祟りに名を借りた怪しげな儀式をバッタバッタと滅殺…
 なわけないか。