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※なお、以下の内容は全てこじつけであり、実際にゲームのキャラ名が軍事ネタに由来しているというわけではありません。詳細説明については駄文置き場トップを参照してください。

 第五十一回(2006.10.6)
いな☆こい!にみる帝國海軍



ネタ要目


タイトル:いな☆こい!〜お稲荷さまとモテモテのたたり〜
発売日:06.9.29
メーカー:Whirlpool
総プレイ時間:約16時間
傾向:AVG
ディスクレスプレイ:不
お気に入り:九条緋衣奈、神代睦月
評価:B+

 押しかけ女房とか押しかけ女神様は男、より詳しく定義するならば自分から攻めるという甲斐性のない後手必敗男の夢です甲斐性なくて悪かったなこん畜生、な話。
 そういうわけで、話の基本骨格は主人公に惚れた神様が追いかけてきて元からいた幼馴染とかが絡んで色々どたばたすると身も蓋もなく類型に当てはめられてしまうわけです。独自性というのか…は主人公に、突然周りの女の子が発情する呪いがかけられているという点とか。

 …がしかし、それは純粋に発情する呪いであって決してモテモテの祟りではないよなあ、とか思わなくもなく。別に主人公がモテモテになるわけじゃないし…いや、一般的なエロゲ主人公と同等程度にヒロインからはモテモテではあるのですが、多分それは呪いの所為じゃなくて話の都合上なわけで。

 そういう実にエロゲ的な呪いがかかっている関係上、Hシーンは比較的序盤から散在しており、まあ豊富といってもよいでしょう。もっとも、主人公が中途半端に鉄の意志を持ってる所為か呪いの効果が強力でないせいか、いわゆる本番シーンは後半までは登場せず。別にそこに拘泥する意味も理由も何もなくはありますが、若干消化不良感は漂いつつ。

 あと、若干個別シナリオへの分岐のところとか、最終章とかの展開が急で、唐突感があるようにも思えます。全体の流れ的にはそこまでおかしくはないと思うのですが、なんかこう説明不足というか、単に私がいい加減に読み流してたのかもしれませんが説明が今一つ不足しているような…

 さらにどうでもいいんですけど、絶対黒幕だと思った奴が黒幕どころか最後まで凄くいい奴だったのはちょっと予想外かなあ、とか。あの立ち位置にいてあの造形(特に笑顔が)なら、間違いなく最後には裏切ってくれるものと踏んでたのですが、どっこいそこまでベタじゃなかったというか。もっとも、それ故に彼が狂言回しの役目を一身に背負ってしまい、話の起伏を単調にしてしまっている感も…

 お気に入りは先輩と睦月。先輩こと九条緋衣奈。おっとり巨乳お嬢様にしてだよもん星人。…そして、瑞佳以来のだよもん星人の掟なのかなんなのか、各種(飲むほうも飲ませるほうも)ミルクネタがとても多いお方。おまけシナリオの「補充」には笑いました。
 睦月はメインヒロインの押しかけ狐神様。なんだか一人だけ別に呪いとは関係なく常に発情してるような気がするところが素敵。メインヒロインなのに…って、先輩もわりとその傾向があるので本件においては私は暴走系の人たちに引きずられることを是としてますか…

 総合評価は中の上。1周4時間強程度と短いこともあってか、シナリオは全体的にも個別具体的にも若干中途半端であったかなあと。CGは好み(というか、原画の方のサイトを巡回していたりするわけでむしろそこが購入動機)、キャラの威力はそれなりに高くシーン数も少なくはなく、合格点には十分達しているものの、それ以上につきぬけたものはないかなあ、といったところです。





 いな☆こい!と帝國海軍

・駆逐艦睦月 神代睦月

 神代睦月。主人公の元へ押しかけてきた狐の神様。狐なので当然というか金髪耳装備であり、神様なので当然というか巫女服風。素直で天真爛漫…というか、メインヒロインのはずなのに若干倫理コードがゆるいんじゃないかと思われる発情発言が矢鱈多いのが斬新というか。さすが日本風の世界の神様。

 駆逐艦睦月は鬼神楽で既出。日本名物必殺61糎魚雷を装備した最初の駆逐艦(ただし、日本名物最終奥義酸素魚雷は装備せず)。太平洋戦争ではウェーク島攻略作戦の後ラバウル方面で活動、第二次ソロモン海戦で空襲により沈没。

・装甲巡洋艦春日、特設航空母艦春日丸 春日更紗

 春日更紗。人間界に降りてきた神様その2。睦月とは対照的に小柄貧乳大人しめな狗神様。だからというか妄想の暴走が強力なのは多分お約束。登場シーンのダンボールが衝撃的です。
 なお、読み方は「かすが」じゃなくて涼宮さんとか藤岡さんと同じ(いやあの人らもともと片仮名ですけど)「はるひ」らしいですが、そんなこと一々考慮しないあたりはいつものことなので許してください許せ、と。

 装甲巡洋艦春日、特空母春日丸は花咲くオトメのための嬉遊曲、ゆのはな、プリンセスうぃっちぃず、夜明け前より瑠璃色なと頻出。「春日」は日露戦争海戦直前に、南米リーグ・亜爾然丁から金銭トレードで獲得した緊急助っ人。伊太利産で長距離も打てる快足内野手。日本海海戦では主力打者の離脱に伴い、クリーンナップに組み入れられて活躍…ってあんまり面白くないですね。亜爾然丁が伊太利に発注していた巡洋艦「リヴァダヴィア」。日本海海戦では装甲巡洋艦ながら第一艦隊で露戦艦と殴りあい。太平洋戦争時には練習艦として横須賀に繋留されており、終戦の約一ヶ月前に米艦載機の空襲を受け大破、着底。

 特空母春日丸は後に改名されて「大鷹」。なぜか、この間一時期空母に改装されてからも元の客船名のまま使用されています(同型の「八幡丸」→「雲鷹」も)。多分制度上の分類なんかの関係でしょうが…
 「大鷹」は艦隊決戦にこそ参加しなかった(出来なかった)ものの、トラックへの航空機輸送や船団護衛などの裏方業務を勤め、最終的には米潜の雷撃により44年8月18日沈没。