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※なお、以下の内容は全てこじつけであり、実際にゲームのキャラ名が軍事ネタに由来しているというわけではありません。詳細説明については駄文置き場トップを参照してください。

 第五十回(2006.8.23)
淫堕の姫騎士ジャンヌにみる仏蘭西海軍



ネタ要目


タイトル:淫堕の姫騎士ジャンヌ 〜オーガの仔種を注がれる気高き姫!〜
発売日:06.7.28
メーカー:catwalk
総プレイ時間:約6時間
傾向:姫騎士調教アドベンチャー
ディスクレスプレイ:可
お気に入り:ジャンヌ・グルノーブル
評価:B+

 ファンタジー物の極右エロゲー(別名・抜きゲー:別に思想的背景があるわけじゃない)。金髪お姫様剣士をその、色々してうっははー。

 ……抜きゲーのレビューが普段に輪をかけて投げやりなのはまあ、仕方がないと思ってください。だってストーリーに深い意味なんてないですもの。エロければいいんですよ、エロければ。

 というわけで、総体としてエロい、の基準をクリアした上で、後はそのエロさの方向性がプレイする人間と合致しているかどうか、が次の評価の基準となるのではないか、の視点で。第一基準のエロい、に関してはシーンの質、量、パターンともに十分及第点であるといえましょう。
 その上での方向性。本作の売りはタイトルに凝縮されているとおり、・金髪姫騎士様が・異種族であり色々でっかいオーガとか・触手とかに・調教され・挙句に孕まされるというもの。さて…これらの方向性、客体以外はかなり「右寄り」であり、結構好き嫌いが分かれるところではあると思います。
 ……が、私は好きなんですよねえ(邪悪)。いやまあ、純愛物も等しく大好きではあるわけですが、何度か言っている通り人間、割り切りって大事なんですよ。邪悪なものは邪悪に愉しみ、感動する時はウルウルしながら感動するのが人生を楽しむコツなわけです。最悪ですね。てへ。

 なんか話がずれましたが、上記通りエロシーンに関しては邪悪な方向に水準以上。金髪の姫君が堕ちていく姿は最高。また、バリエーションに関しても概ね酷いことは一揃い揃っております、上下人外人内以下略。
 それ以外の要素も必要十分であり、特に文句をつける点は見当たりません。プレイ時間も短めではありますが、抜きゲーだとこんなもんでしょうし。ただ一点、スタートメニューとデスクトップにショートカットが作成されなかったような気もしましたが、あれは私の設定ミスなのかなあ。そこだけがめんどくさかったというか、自分でショートカット作ればすむことなんですけど。

 お気に入りはっていうかメインヒロインであるジャンヌがあくまで中心のゲームなので、彼女。普段から黒髪巫女さん原理主義者を標榜している私ではありますが、同時に中世ファンタジー世界大好きっ子でもあるのです。二股膏薬とか言うな。

 総合評価は中の上。抜きゲーとしてはその、大変結構なお手前でありました。改造ENDとか今まであんまりなかったような酷さでステキ。
 …しかし…50回というキリのいい数字なのに、随分とまあてきとーですな、自分…





 淫堕の姫騎士ジャンヌと仏蘭西海軍

・装甲巡洋艦、練習巡洋艦、ヘリコプター巡洋艦ジャンヌ・ダルク ジャンヌ・グルノーブル

 ジャンヌ・グルノーブル。本編で酷いことになるお姫様。 ……酷いこと、最高。

 ジャンヌ・ダルクは仏蘭西海軍で代々受け継がれる由緒正しい艦名。さすが、歴史上でもトップクラスに人気とかありそうな人が元ネタだけあります。やっぱり、祖国の窮地に突如現れ、軍の先頭に立って戦う神の加護を受けた乙女というのはこう、一部世間ではなくても熱狂的な何がしかの感情の対象になっちゃうわけ、ですね? しかも悲劇エンドで締めというのがより一層その感情を引き立たせるという。神風怪盗!(微妙に古い)
 脱線さておき。ジャンヌ・ダルクという艦は日露戦争くらいの時代の装甲巡洋艦、31年竣工の練習巡洋艦、戦後のヘリコプター(練習)巡洋艦の3隻。初代の装甲巡洋艦は6本の煙突を前後の3本ずつ並べるという、流石仏蘭西製としか言いようがないようなスタイルの巡洋艦。設計者が遠く極東に招かれて三艦合体サンケーカンを設計したエミーユ・ベルタンだというのは、さもありなんといったところでしょうか(もっとも、仏蘭西にはもっととんでもない艦が一杯あるわけで、この点こちらあたりが詳しいです)。この艦は、第一次大戦後は日本の同じような装甲巡洋艦と同様、練習艦としての任務に従事。

 その、練習艦としての後継艦が二代目。こちらは当初から練習巡洋艦として設計され、士官候補生収容用に広いスペースを有していたり、速力が巡洋艦としては抑え目だったりする点、同じようにはじめから練習巡洋艦として建造された日本の「香取」型に通じるものがあります。ただ、竣工は31年と比較的早めであったため、開戦直前や開戦後に竣工して殆ど本来の任務に従事できなかった「香取」型と違って、遠洋航海なんかもしている点はある意味最大の違いかもしれません。
 第二次大戦開戦時にはマルティニーク島にあり、43年から自由仏蘭西軍に参加。広い艦内スペースを生かした兵員輸送任務などに従事。戦後は再び練習艦に復帰、除籍1年前の63年には世界周航の途上日本にも寄港しています。

 でもってさらにその後継がヘリコプター巡洋艦ジャンヌ・ダルク。竣工時の艦名は「ラ・レゾリュー」でしたが竣工の翌月に先代より名前を引き継いで改名。正式な分類はヘリコプター空母らしいのですが、搭載機が通常4機(最大8機くらい)なので実質上はやっぱり巡洋艦に分類されます。だって、搭載4機で空母を名乗れるなら、「はるな」「しらね」だってヘリ空母になっちゃいますし(笑:16DDHのことは知りませんよ?)。 二代続いた由緒正しい練習艦から名前を引き継いだだけあってこの艦も練習艦を兼ねており、平時には士官候補生居住区、有事には揚陸兵員の居住区となるスペースが設けられており、いざという時にはヘリ空母や揚陸艦として運用される予定でした。65年の寄航を皮切りに、日本にも何度か寄港…って、65年って先代が寄航してからたった2年ですか。当時の人は混乱しなかったのかなあ。
 なお、この艦も2005年に除籍され、以降の練習任務は「フードル」級揚陸艦3番艦が引き継ぐ予定、とのこと。 ……なんか、どのサイト見ても2番艦までの名前しか載ってない(仏蘭西海軍の公式サイトにも:04年か今年竣工らしいのですが)んですけど、竣工の暁には4代目を襲名するのかなあ。天象縛りっぽいから違うのかなあ。
  
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