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※なお、以下の内容は全てこじつけであり、実際にゲームのキャラ名が軍事ネタに由来しているというわけではありません。詳細説明については駄文置き場トップを参照してください。

 第二十回(2005.3.9)
マジカルウィッチアカデミーにみる帝國伊太利海軍



ネタ要目


タイトル:マジカルウィッチアカデミー
発売日:05.2.25
メーカー:アトリエかぐや
総プレイ時間:8時間くらい
傾向:主人公総受け
お気に入り:シズナ・カドクラ、アルシア・エルグラント
評価:A-

 エロいと評判だから買った。エロければよかった。反省はしていない。
 …さて。目を合わせただけで女性を発情させてしまう魔眼を持った女顔の主人公が、何を間違ったか女の子だらけの魔法学院に入学する話。

 というわけで売りは主人公に迫りまくるエロエロな女性キャラ。ほぼ全ヒロインが気弱な主人公を圧倒していく様は新しい世界かもしれません。魔眼発動以前からみなさん暴走してるような気もしますが。まあ、アトリエかぐやだからなあ…(否定ではありません)
 もっとも、Hシーンはほとんど後半に集中しており、序盤は主人公がセクハラされまくる程度に止まっているので最初は肩透かしを食らったような気分になるかとも思いますが。いや、序盤からセクハラトーク前回なんでそれはそれでエロエロですけど。後半というか個別シナリオというかに入ってからは怒涛のようにHシーンだらけなので、そこまで来れば後はもう。…もう、なんでしょうね?

 CGとか…っていうか尺が妙に長いHシーンと修正入ってるんだか入ってないんだかわからない卑語。それだけで十分。シーン数自体は各ヒロインごとで見ると多くはないのですが、一回一回の内容が濃いのでまあいいかと思います。。

 萌えキャラ。いやまあ、全員、その、ね?エロエロで。暴走っぷりは全員大変なことになっていたりして評価不能だったりしますが、敢えて推すのはシズナとアルシアですかねえ。私の趣味を知ってる方には納得がいくでしょうが。

 総合評価は上の下。多分エロいゲームでは最高クラスの評価(エロゲー内部でエロいだのエロくないだの区分するのは何か構造的矛盾がある気もしますが)。もっとも、主人公が受けに回ってるのでそういうのがダメな人はダメかなあ、などと。私もそういうのは苦手のはずなんですがこれはこれでありでしたけどね。それは単に私の節操がないだけか。





 マジカルウィッチアカデミーと帝國伊太利海軍

 さすがに横文字ファンタジー世界に帝國海軍を見つけ出すことはできず。そのかわりというか、今回は一隻だけ地中海から出張ということで。そこまでして一隻、なら書くなよという感もありますが。

・水雷艇スピカ スピカ  

 スピカ。主人公達のクラスメート。ミルフィと行動してるときが多いですね。CGは集団で主人公を弄ってるときの中の誰か、みたいな感じで立ち絵ないですけど。

 水雷艇スピカ。ロンドン軍縮条約における制限外の、排水量600トン以下の小型艦艇。もっとも、イタリアはフランスとともにロンドン条約には乗っていませんが。
 というわけで、年代的にも日本の「千鳥」型と同じくらい。武装は竣工時の「千鳥」型と比べると見劣りがしますが…まあ、友鶴事件で比較対象は大変なことになってますから、ねえ。
 他国ならただの有象無象の艦艇で終わりそうですが、そこはそれ、「闘志と排水量が反比例する」イタリア海軍のこと、「スピカ」級は改良型も含めて32隻生産され、小柄な船体に似合わぬ大活躍をします。まあ、大型艦はなくなったら補充が効かない訳で、そうそう大暴れさせられるのは隻数に余裕がある英米か、大暴れさせるべき小型艦の隻数がない独逸くらいのものかもしれませんけど。というか日本も戦艦のうち「金剛」型以外が何をしたかといわれると黙るしかないわけで。そう考えるとイタリアも海軍に限ってみればがんばっていたと思われます。…複葉機が主力戦闘機の空軍とかアフリカの陸軍とかはさておき…
 どうでもいいことだけど、このクラスって星の名前とか星座の名前とかがつけられていて、こう、ロボットアニメ的かっこよさとでもいえるようなかっこよさが漂ってるような。「リブラ」とか「サジッタリオ」とか「ヴェガ」とか。厨っぽいっちゃ厨っぽいんですが。
 これが軽巡になると日本的には恐ろしく長ったらしい人名に…それはそれで凄いぜイタリア海軍(すごいのか)。軽巡「ルイジ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブルッチ」とかもう何がなにやら。

 とまあ私はイタリア海軍結構好きなわけですが、「スピカ」自体は1940年に同型「アストーレ」とともにスウェーデンに売却され、それぞれ駆逐艦「ロムルス」「レムス」となっています。ローマ建国伝説の兄弟の名前がつけられているあたり、艦の出自を物語る命名でなかなかやるな、と思ったり。スウェーデンは第二次大戦では中立を保ったために撃沈されることもなく、58年に退役しています。


 これだけではアレなので、イタリア海軍と日本海軍の繋がりというか、両軍に籍を持った艦や購入艦などについて。
 ちょうど今、フランス潜水艦「シュルクーフ」がドイツに鹵獲され、ドイツ敗戦とともに日本に接収されて「伊507」となって活躍する映画「ローレライ」が公開されています。もちろん「シュルクーフ」は史実ではしっかり沈んでいる(はず)のですが、実際にこういう風にドイツが鹵獲した潜水艦が日本にさらに接収された、という例は存在します。それが「伊503」「伊504」。それぞれ元はイタリア潜水艦「コマンダンテ・カッペリーニ(ドイツ名UIT24)」「ルイジ・トレリ(同UIT25)」。両艦とも日本への輸送任務の途中にシンガポールでイタリア降伏を迎えたため、日本海軍が接収のうえドイツに譲渡しました。ところが譲渡先のドイツが先に降伏してしまったため再び日本海軍が接収、日本籍に編入されたものの、特に目立つ活動をすることもなく最終的にはともに終戦後紀伊水道に海没処分となっています。
 ちなみに日本海軍は戦利潜水艦には500番台を割り振っていましたが、この二隻のほかはドイツ降伏時にアジアに取り残された「伊501」「伊502」「伊505」「伊506」と、その前に譲渡された「呂500」「呂501」があります。もちろん「伊507」は存在しません(苦笑)。ついでにドイツがフランスから分捕ったのはUF3までの三隻、それも全艦建造中で、フランス人のサボタージュによるのか結局UF2しか完成しておらず、UF4なんて影も形も存在しなかったのも言うまでもないです、とか時事ネタ。

 あとは日露戦争で活躍した「春日」「日進」がイタリア製。逆に日本からは第一次大戦の折、イギリスに日本が発注していた駆逐艦「江風」が駆逐艦不足のイタリアに売却され「オダーチェ」となり、なんとイタリア降伏後もドイツに接収して使用され、44年11月に連合軍に沈められています。

 飛行機なら陸軍が日華事変の差異に九七式重爆までのつなぎとしてフィアットBR20を72機購入、イ式重爆と名づけて使用しました。もっとも、実際使ってみての評価はあまり高くなく、予備部品が切れるとともに第一線を退いていますが。