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※なお、以下の内容は全てこじつけであり、実際にゲームのキャラ名が軍事ネタに由来しているというわけではありません。詳細説明については駄文置き場トップを参照してください。

 第二十九回(2005.6.9)
プリンセスうぃっちぃずにみる帝國海軍



ネタ要目


タイトル:プリンセスうぃっちぃず
発売日:05.5.27
メーカー:ぱじゃまソフト
総プレイ時間:12時間強
傾向:どきどきわくわく魔女っ娘バトルADV
お気に入り:春日かれん、委員長
評価:A-

 英雄になることを夢見る主人公が、異世界からやってきた魔女っ娘とキスしてしまったことから本当に英雄になっていく物語。
 ストーリーは一本道、前半は非常にバカな学園魔女っ娘委員会ライフ(しょっぱなから異様なハイテンションですが、慣れれば快感)、一週目後半からシリアスな異世界編になり、強制バッドを経て三週目にトゥルーエンドに。まあ、シリアスとはいえ主人公熱血英雄バカなんでそこまで致命的に重くなることは少ないですが。
 強制バッドも雰囲気の変わる異世界編もまあ、よくあるといえばよくあるシステムですが特に不満点はなし。Hシーンが序盤に偏在しているという点は指摘できますが、むしろ明るくバカなノリのものはまとめておいたほうが正解とも考えられます。いや、基本的に最後まで明るくてバカですけどね。
 とりあえず、主人公のバカっぷりが大好きだったりします。ただひたすらに英雄を目指す姿は見ていて実に爽快だなあと。バカですけど。英雄の心得シリーズ大好き。

 ときどき挟まるバトルですが、二三異様な硬さを誇る相手がいて苦労する以外はよいのではないかと。ランダムで属性が変わる委員長と主人公の使い方が鍵ですな。

 Hシーン。台詞がエロかったのでよし。って判断基準そこだけか自分。

 あと、各話終了時のアバンタイトルが素敵だったり。どんなシリアスなシナリオの間でもしっかり落とすあたりがもう。

 お気に入り。かれんと委員長。前者はあんドーナツですよあんドーナツ。おまけシナリオも非常に素敵なことになってましたし。後者はなんというか、「いいんちょ」の座を脅かす委員長。まさにスーパー委員長。登場時にそこまで重要に見えなかったのはそれはそれ。本名もあるようなないようなだけどそれもそれ。

 総合評価は上の下。バカと熱血とシリアスとかが程よく混在した良作。バトルももシステム理解したらなかなか楽しいですし。…ただ、何回バカとか書いたかわかりませんが、しょっぱなからテンションがかなり高いのでそれにさえついてこれたら、とだけは付記しておいたほうがよいでしょうか。





 プリンセスうぃっちぃずと帝國海軍

・装甲巡洋艦春日、特設航空母艦春日丸 春日かれん

 春日かれん。いつも左手にぬいぐるみを装着している、無表情系魔女っ娘委員。出生の秘密があったりするのはまあ、お約束ですか。「ああああああああんドーナツ!」「早く倒してあんドーナツ!」

 装甲巡洋艦春日は花咲くオトメのための嬉遊曲にて既出。日露戦争直前に購入されたイタリア製アルゼンチン行き艦(予定)。独特な高仰角25糎単装主砲で旅順港内盲撃ちを敢行したり、日本海海戦では戦艦群に混じって主力部隊として活躍。太平洋戦争終結直前まで練習艦として生き延びていましたが、7月18日の横須賀空襲で大破、着底。

 特設航空母艦春日丸。日本郵船が1940年開催予定だった東京オリンピックを見込み建造した、欧州航路向け豪華客船。政府、海軍が建造費を補助する代わりに一朝有事の時には船を徴用する、優秀船建造助成施設を受けて建造され、その有事が現実のものになったため建造途中で徴用、航空母艦へと改装。41年9月、艦名はそのまま特設空母「春日丸」として竣工。軽空母「龍驤」と組んで開戦時から太平洋戦争に参戦しています。42年8月31日、正式に空母に類別され「大鷹」と改名。
 この「大鷹」型は他に「八幡丸」「新田丸」(「雲鷹」「冲鷹」)があり、艦隊の補助空母として運用される予定でした。しかし、低速・小型故に新型機の運用が困難であったため期待通りの活躍は出来ず、航空機輸送や船団護衛に従事することとなりました。もっとも、結局この二つがうまいこといかなかったために負けてるわけで、活躍の場が与えられなかった…と言い切ってしまうことにも無理はあると思います。3隻ともその船団護衛や航空機運搬中に沈められちゃってるわけで、華々しい結果を出した、とはいえませんが…まあ、そういった任務に主に従事する空母がこのクラス+「神鷹」「海鷹」のたった5隻しかいないからどうしようもないしなあ…
 というわけで、「大鷹」は開戦時から船団護衛、航空機運搬などの任務に従事し、44年8月18日、比島沖でヒ71船団を護衛中、米潜水艦「ラッシャー」の攻撃を受けて沈没。船団護衛中に空母が追い払うべき潜水艦に食われるというのはなんとも哀しい話ですが、これは航空機の運用できない夜間に狙われたもので、どうしてもやむをえない限界であったともいえるかと思います。日中はその搭載機でもって、米潜に攻撃する隙を与えていませんし。
 もっとも、護衛空母を失ったヒ71船団の末路は悲惨で、「大鷹」撃沈のあと、給油艦「速吸」も撃沈、比島防衛に向かう2万6000の将兵の内7000人が失われ、3000人分の装備も海没してしまったわけですが…