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ばっくとぅとっぷ


ワシントンDC1日目 スミソニアン航空宇宙博物館その2 5月11日(月)



 ジェット機部屋の隣が「航空の黄金時代」(コーナー名は日本語でも書いてありました)部屋。



 ヴィットマン「チーフ・オシコシ(Chief Oshkosh)」。ヴィットマンさんという人の手作りレーサーのようです。後には「バスター(Buster)と改名したとか。



 ビーチ モデル17 スタッガーウイング。ウィキペによるとZガンダム(劇場版ではどうなってるかは知らん)でベルトーチカがこれのレプリカに乗ってたとか。



 ヒューズ H-1。大富豪で飛行機マニアで映画製作者で晩年は(元から変人でしたが)精神的にかなりアレな人、という、恐ろしく複雑怪奇な男、ハワード・ヒューズのレーサー。「アビエイター」という映画に数年前になってましたね。1935年9月13日に時速567キロの、当時の世界記録を達成。



 なんかマネキンさんが危険な作業に従事している、カーチス ロビン「オーレ ミス」。1935年に空中給油を使った滞空時間記録に挑戦、653時間34分、27日の記録を出したとか。ボイジャーもそうですが、よくこんなせまっ苦しいところでそんな長い間…



 ノースロップ 2B ガンマ「ポーラースター」。名前の通り、輸送機コーナーでみたアルファの次の次。きっと、B-2あたりが実はオメガなんでしょう(強さ的な意味で)。南極探検に使われた機体ということで、頑丈な脚にさらに橇履き。



 そして何故か周りに集る南極鳥類。またこんないらんことを…




 ゲーセンのごとくにフライトシミュレーターが並ぶ部屋や、子供向け体験展示の部屋。さすがに全米全世界から人の集まる博物館群の中枢で、ただそっけなく機体を並べるだけというわけにもいかないのでしょう。社会科見学のお子様たちがいなければもう少しじっくり観察するどころか、意外と熱中して遊んでしまうところだったかもしれませんが、私もいい歳をしていますのでここでは自重。ここでは、な。



 Looking at Earth、すなわち地球を見る部屋、ということで、気象衛星GOESにITOSなど。



 これは単なる衛星型のモニターだと思うのですが…



 これも気象衛星、TIROS。むしろこれが初の気象衛星。この白衣の人物が何者であるかは例によって不明。



 「上から見るよ!」関連ということで、こんなところにU-2が。デイトンでは黒い塗装で暗い天井に吊るされていて、まともな写真が撮れませんでしたので明るい場所で撮れるのは嬉しいです。

 ……嬉しいは嬉しいんですが…… いくらなんでも、こんな狭い部屋に押し込むのは無理矢理すぎませんか……? わざわざ垂直尾翼の場所、天井に穴まで空けて…



 多分私が間違って出口から入っちゃったと思うのですが時代を遡って、写真偵察を敢行するDH.4



 さらにその前の、気球から偵察するおっさん。 ……真剣な表情なのですが、なんか露天風呂か下着干してる場所を覗いてるようにも見えるのはこっちの受け取り方の問題か…



 正面から右側のホールに来て、ミサイルが林立する間。 



 屹立するV-2。デイトンで寝た状態のを見た時は小さいなとの印象を持ったのですが、立ってるのを見るとやはりでかいです。ぱっと見て全体が視界に入ってくるか否かによる感覚の違いでしょうか。



 スカイラブ宇宙ステーション。




 内部の様子。



 ハッブル宇宙望遠鏡のテスト用実物大模型。そういえばついこの間宇宙にある本物の方が修理完了したんでしたっけ。



 アポロ・ソユーズドッキングの図。



 中央に林立するミサイル群。右から順にヴァイキング、ジュピターCアエロビー150ミニットマン3ヴァンガードだと思うのですが…… 



 頭上にはV-1やら



トマホークやら。




 M2-F3 リフティングボディ。なんの研究のための飛行機かは名前から一発ですね。



 アポロの月着陸船。例によって地上試験に使われたから今こうして残っているもの。



 ごめんめんどくさくて何が何とか記録してへんわー。




 左上からサーベイヤー、ルナオービター、レンジャー、クレメンティン。 飽きてきてます? …はい、ちょっと。



 2階に上がって。「限界超えて」というと真っ赤な誓いのメロディーが頭に流れ出してしまっていけません。 …しかし、「無制限」という訳はどうなのか。しかもここの博物館、コーナー名の訳は中国語じゃなくて日本語を採用してるような気がするので、余計に…

 ともかく、ここでいう限界超えてというのは新技術によるブレイクスルー(を狙った実験機)とか、そういう意味でしょう。



 だって、目玉がX-29ですし。前進翼機。これ、製作2機で空軍博物館でも見たということは、ひょっとして私全機制覇?



 こっそりとこんなところにノースロップの無尾翼機の模型が。 ……夏の田舎の夜、網戸に張りつく蛾みたいだ……



HiMAT。NASAの無人高機動技術実験機。



 次は月とアポロの部屋。そのだいぶ投げやりなお月さま。



 サターンの第一段エンジン。



 宇宙服とか月面探査車とか。



 ……何号なのかとか、撮ってくるの忘れた…



 実は惑星探査の部屋もあったのですが、いい加減大戦機の方に行きたくて気が急いていてヴォイジャーと火星探査車しか撮ってません。



 D-558-2 スカイロケット。53年11月20日、マッハ2を記録。

 

 スーパーライトブラザーズコーナー、彼らのお店。よく見ると上の方で仕事をしている片割れが…



 ライト・チャリンカー。ブレーキはまだない…か…?



 世界各地の博物館や空港にレプリカはありますが、これがライトフライヤーのオリジナル、らしいです。主翼なんかが新しく見えるのは、材料が材料だけに補修もしなくちゃいけなかったのでしょう。これがここに展示されるまでには色々と紆余曲折があったりするわけですが、それはさておき。

 中央ホールの上まで来ました。ここには部屋として独立してるわけでもなさそうな微妙な空間があるのですが、そんなところにも記録持ちが。



 女性飛行士、アメリア・イアハートの乗ったロッキード ベガ



 こっちはリンドバーグが妻を後部座席に乗せて北太平洋航路調査を行い、日本までやってきたロッキード シリウス



 フォッカーT-2。初の合衆国本土無着陸横断達成機。



 ライト EX「Vin Fiz」。こちらは初の合衆国本土横断機。49日かかったようです。しかし、随分ひっそりした場所に置いてあるなあ…



 ダグラス ワールドクルーザー「シカゴ」。175日かけて世界を一周。



 F-104 スターファイター。そんなに珍しい飛行機ではないですが、NASAが使っていた機体となるとまたちょっと別。



 解説失念、人力飛行機っぽい。

 見に来てる人の興味的には一番地味なページになってしまいましたが、ここで一旦区切り。その分次回はみなさんお待ちかねだと思うところの大戦機が乱舞します。

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